240話です ページ17
「……弟君。私を
「ご、ごめんなさい綾さん！！違うんです、け、決して綾さんを殺したいわけでは！！」
「まーまー遠慮しないで、ね？」
怒りのオーラを放ちながら無駄のない動作でトンファーを取り出す綾に私は彼女の肩を軽く叩く。
「綾、落ち着いてください。貴女が喧嘩をおっぱじめたら七夕大会どころじゃなくなるでしょう？」
「……ユキがメイド服を着て一日ご奉仕してくれるなら許す」
「ツナ、すみません。大人しくボコられてください」
「ユキさぁぁん！？？？」
見捨てられた！！？とショックを受けた顔をするツナから目をそらし内心ごめんなさいと謝罪する。
でも仕方ないではないか。メイド服を着て綾を一日ご奉仕など死んでも嫌なのだから。
「まあ待て。綾」
するとここでリボーン先生が止めに入った。
「ツナはこの七夕大会の参加者だからな。いなくなると色々困るんだ。せめて一発で許してやれ」
「結局殴られるのか、オレは！！」
「んー…まあそれもそーだね。じゃあ一回だけ」
「なんで綾さん渋々なの！？殴らないで！痛いのは嫌だぁ！！」
「大丈夫。ドガ！で終わるから。ドガ！で」
「なんかそのドガ！が嫌だぁああ」
「大丈夫。だいじょーぶだよ、弟君。すぐ楽になるから」
「ひいっ！！綾さん、笑顔が滅茶苦茶怖い！！」
ジリジリと距離を詰めていく綾に後ずさるツナ。さながら肉食獣に追い詰められた小動物のようだった。
まあ彼らは彼らで解決するだろうと放置することにした私は隣に立つリボーン先生へ目を向ける。
「そういえばリボーン先生。大会をやるってことは審査員がいるってことですよね？」
「あぁ…彼らだぞ」
リボーン先生が指さされた方角には年配の方々がいました。
「……なぜ年配の方々が…？」
「マフィアにとって年配者との地域交流は不可欠だからな。どの国でも年配者は地域における最も重要な長でありスポンサーだぞ。彼らの信頼なくしては転落人生まっしぐらだ」
そんなに深刻な問題だったのか。彼らの信頼って…
「まあな。お前は司会者の一人だからな。出し物はしなくていい。そのぐらい免除してやるぞ」
「それだと願い事はどうなるのですか？」
「お前の短冊を見た。“平平凡凡”だろ？その願い現時点で叶ってるとは思うがな」
「まあそうですね。……貴方が厄介事を持ち込まなければ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
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夜野兎(プロフ) - あーさん» まじですか笑笑。なんとなくで思いついたものを詰め込んでみたらこうなりました！！コメントありがとうございます！！ (2017年11月23日 15時) (
レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
あー - 表紙絵がうけますwww (2017年11月23日 10時) (レス) id: 39cc4c9138 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - にゃーさんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2017年11月12日 9時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
にゃーさん - 面白いです。
更新頑張ってください。 (2017年11月12日 1時) (携帯から) (レス) id: bef68917c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - 扇華→さん» コメントありがとうございます！！頑張って更新したいと思います！！ (2017年11月9日 8時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年11月9日 0時
