3話です ページ4
「振り出しって！！死ぬ気の説明は！！？」
「それは後でだ。さてユキ。オレの本職を知っているか？」
「いいえ。わかりません」
わかるわけがない。何も教えられていないのだから。
「ただ貴方が只者ではないのはカンですがわかります」
彼の雰囲気というべきだろうか。どこにでもいるような普通の一般人と比べると少し独特な何かを感じる。
「そうか。オレの本職は殺し屋だ」
……殺し屋？殺し屋って依頼された
「あぁ。そしてオレの本当の仕事は沢田綱吉をマフィアのボスにすることだ」
……ツナがマフィアのボス?
「あ、あの…ちょっと意味不なのですが…」
彼の本職と仕事の結びつきがよくわからない。
眉を寄せる私にリボーン先生は「まあ今は聞け」と話を進めようとする。
「質問なら後で聞く。オレはある男からツナを立派なマフィアのボスに教育するよう依頼されたんだ」
「オレは別にマフィアのボスなんてならないけどな！！」
「お前は黙ってろ」
リボーン先生はどこからか取り出したガムテープをツナの口につけた。更に手を縛りガムテープを取られないようにする。……どこから縄やガムテープを取り出したのだろうか。不思議である。
「そしてさっきオレはこいつにある弾を撃ったんだ。それがこれだ」
リボーン先生が見せてくれたのは真っ赤な銃弾だった。その銃弾の中央には炎が描かれている。
「それは？」
「この弾は“死ぬ気弾”と言ってな、脳天を撃たれたものは一度死んでから死ぬ気になって生き返る。
死ぬ気になる内容は死んだ時に後悔したことだ。そして撃たれたこいつは告白した」
「……は？」
リボーン先生の言葉を理解するまで数秒の時間を要した。理解した後、瞬きをし首を傾げる。
「……告白？」
「そうだ」
しれっと平然と言うリボーン先生に私は疑いの目を向ける。
告白なんて普段のツナとは考えられない行動の一つだ。
なんせツナは弱気で逃げ腰な性格である。そんなツナが告白だなんて大それたことできるわけがない。
ふとツナを見れば顔が真っ赤に染めて俯いていた。耳まで赤い。かなり恥ずかしがってる。
ツナがここまで反応するということはどうやら本当らしい。それにカンもリボーン先生の言葉は信じていいと告げている。
リボーン先生は彼の腕に縛り付けた縄を解くと即座にガムテープを剥がしツナはリボーン先生を睨む。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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夜野兎(プロフ) - Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ評価50票以上ですとぉ！！まさか赤星である100票の半分をパート1でとれるとは思いませんでした…と、とととても嬉しいです！！この評価に恥じぬよう、これからも精一杯書かせていただきます！！ (2017年11月4日 12時) (
レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - バニラ好き♪さん» 大丈夫ですよ！！ええまた読んだ際には感想を書きたいと思います(*´ω｀*) (2017年10月1日 12時) (レス) id: f6351d268c (このIDを非表示/違反報告)
バニラ好き♪ - 夜野兎さん» 題名のこと、ありがとうございます! あと、目次も完成させました。 昨日、私の作品を書いたときに時間がなくて目次が書けなかったのでようやく書けました。 長々とコメントしてしまいすみません。 (2017年10月1日 11時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ好き♪ - 夜野兎さん» わぁー、拝見してくれてありがとうございます。 題名を更新しに自分の作品へ戻ります。 作者様、また読みに来たら感想もお願いします。 (2017年10月1日 11時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - バニラ好き♪さん» えぇ。一応拝見してそれにあった題名をつけた方が面白いかなと思いまして。 (2017年10月1日 11時) (レス) id: f6351d268c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年9月28日 15時
