死なないで NEW ページ7
「A!!A!!」
豪炎寺は叫んだ
あれから1時間がたったが、Aは見つからなかった
豪炎寺は汗だくになっていた
体はどんどん重くなり、熱は急激に上がったいった
完全に塞がっていない傷からは血が流れ出ていた
それでも走り続けた
Aに会う為に
*
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*
*
―――ASIDE
「A!!」
「!!」
名前を呼ばれた
聞き覚えのある声だった
振り返ると、そこには探していた
豪炎寺君の姿があった
私は嬉しくてたまらなかった
豪炎寺君の方に駆け寄る
・・・とその時
ある異変に気が付いた
『顔が真っ赤・・・?』
私は豪炎寺君の額に手を当てて確かめた
すると、案の定熱があった
『熱い・・・』
そして私はある事に気が付いた
自分の手に付いている大量の≪血≫
『出血もしてる?!』
その時だった
豪炎寺君は耐えきれず、その場に倒れてしまった
『豪炎寺君!!』
豪炎寺君は限界だった
あまりに高い熱と酷い出血
体力のある豪炎寺君といえど、安心できない
もしかして・・・
『死んじゃうの・・・?』
寒気がした
いそいで助けを呼ばないとと思った
でも・・・
声が出ない
その事が今、仇となった
『私の役立たず・・・!!』
私は地面と強く叩いた
鈍い痛みが走り、血が流れた
『どうして私は声が出ないの?!
私は・・・!!私は・・・!!』
その時だった
「A?」
振り向くと夏美がいた
私は必死に口を動かした
『助けて!!お願い!!
豪炎寺君が死んじゃう!!』
夏美は気付いたのか
真っ青な顔で携帯を取り出し
「急いで車を出してちょうだい!!」
と言った
『豪炎寺君・・・!!』
私は強く豪炎寺君の手を握った
続く
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ゆーいぎ(プロフ) - Re:修香 いつもコメントありがとね!!そしてはやいｗｗほんと感謝!! (2012年1月29日 11時) (
レス) id: 12b2f396d3 (このIDを非表示/違反報告)
修香(プロフ) - 更新がんばってね！！！楽しみにまってますＷＷ (2012年1月29日 11時) (レス) id: 87258eecd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーいぎ | 作成日時：2012年1月28日 17時
