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『お邪魔します…お世話になります…』
てか、うちに住めば良いやん!
なんて、物件探しをしている時に
廉くんの突拍子もない提案から決まった居候先。
「ごめんな、狭いかもやけど。」
いやいや、待って。
これのどこが狭いねん!!!!笑
そもそも大学生の一人暮らしで
なんでこんなに広い部屋に住んでるん?(⊙⊙)
セキュリティのしっかりしたマンション。
廊下を歩いてきただけで、部屋が3つ。
3LDK………!?
『廉くん、めちゃくちゃ広いです。笑』
「そう?生活できそう?」
『もちろんです…!』
それにしても、
関西の大学は退学したし、
うちの親はそれを許すって、、、
どうなってるんや。笑
「ここが、Aちゃんの部屋な〜」
そこには、
今まで使われていなかったであろう
すっからかんの部屋が。
『ありがとうございます…っ!』
ーガチャッ
『えっ?』
?「れーーーんーーー、手伝いってなに〜」
え、だれ?!
「おお、海人!きたきた。」
『廉くん、えーーっと...』
海人「あー!噂のAちゃんだあ〜」
う、うわさの!?
「びっくりさせてごめんな、こいつ、海人」
海人「海人です!同い年だから仲良くしてね〜」
『あっ、Aですっ!』
海人「うん!知ってる〜♪廉がいつも話してるもん」
「ちょ!海人!」
海人「んー?笑」
いたずらっ子なんやろなあって、
海人くんの隣で
ちょっと恥ずかしそうに焦る廉くんは
年上やけど、なんか可愛かった。笑
「じゃあ今から業者さん来るからよろしく」
海人「あーい!行ってら〜」
「よっしゃ、じゃあ行くで!」
そう言って
右手に車の鍵と鞄、私の鞄も持って
左手で私の手を掴む廉くん。
どこに行くか、、、とか。
何も知らされてないんやけど!
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作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月27日 17時