024 ページ23
▽
廉くんと椅子を並べて座る。
目の前には、潤さんとマネージャーの澪さん。
2人とも、すごく真剣な表情をして
何やら話し込んでいる。
何言われるんやろう。
緊張する…、、、
机の下で力強く拳を作った。
私は緊張のあまり、もう、ガッチガチ。
すると、固まった私に気がついた廉くんが
私の強く握った手を、優しく包み込んでくれた。
ふと廉くんの方を見ると
(だ、い、じょ、う、ぶ。)
口パクでそう言ってくれたのがわかって
少し肩の力が抜けた。
そのタイミングでようやく、潤さんが口を開いた。
新雑誌は、NEW LOOK という名前。
来年の1月号に合わせて創刊するらしい。
そしてモデルは今からまた再募集するみたいで
これから創刊号を作るために色々と下準備をする。
それに私と廉くんも参加することになった。
『はいっ!!わかりました!!!』
潤「ホント、返事が気持ちいいね!!笑」
…そんなに?!笑
潤「あと、Aちゃんには
カバーガールも務めてもらうことになる。
廉、スタイリングしっかり頼んだぞ。」
『えっ!?!?!?!?』
「えっ!?!?!?!?」
△
154人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月27日 17時