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histoire５４ ＝思い出したくない＝ ３／２３ ページ5
店主「スゴイねそれ！透明のバイオリンなんて初めて見たよ」
私は和也から預かったバイオリンの音を聞くため、バックから取り出したところに、おじさんに声をかけられた
A「か…二宮さんのバイオリン教えることになって…」
店主「そうなの？みいちゃんに教えてもらえるなんてスゴイなぁあいつ」
A「私なんて…教えるほどじゃ…」
店主「世界一のバイオリニストでしょ？」
A「まぁ…世間的には…」
私なんて偶然優勝できただけ…
しかも、あの人のおかげで
思い出したくなかったなぁ…
せっかく最近大丈夫になってきたのに…
バイオリンを見ると、何故か和也の顔が浮かぶ
これを和也がコンサートで弾いてることを想像すると、
顔が緩む
カッコイイんだろうな…
histoire５５ ＝楽器＝ ３/２４→←histoire５３ ＝翔ちゃんふぁんの君＝ 和也
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作者名：櫻宮＞。＜優 | 作者ホームページ：http://blogs.yahoo.co.jp/yusho11260125
