2話 それから十年後 ページ3
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桜散る4月 折寺中学校。
私は今年受験生だ。
教卓の前に立つ担任の先生は進路希望調査表を手に持ち話をしている。
｢えーお前らも中学三年生という事で！！
本格的に将来を考えていく時期だ！！
今から進路希望のプリント配るが皆！！！｣
先生は徐に後ろを向くと そのまま進路希望調査表をばら撒きながらこう言った。
｢大体みんなヒーロー科志望だよね｣
先生がそういえば クラスメイトは皆各々の個性を見せ付ける様に個性を発動させ 返事をする。
さて何故この世界にヒーロー科があるのか説明をしよう。
事の始まりは 中国 軽慶市。
"発行する赤子"が生まれたというニュースだった。
以降各地で｢超常｣は発見され
原因も判然としないまま時は流れる。
いつしか｢超常｣は｢日常｣に…
｢
世界総人口約8割りがなんらかの"特異体質"である
超人社会となった現在。
混乱渦巻く世の中で
かつて誰もが空想し憧れたひとつの職業が脚光を浴びていた。
それがヒーローである。
"超常"に伴い爆発的に増加した犯罪件数。
法の抜本的改正に国がもたつく間 勇気ある人々が
コミックさながらにヒーロー活動を始めた。
"超常"の警備 悪意からの防衛
たちまち市民権を得たヒーローは
世論に押される形で公的職務に定められる。
その為人々からの名声
それ等に憧れヒーローを志ざす者が爆発的に増えたのだ。
とまぁ話は置いといて。
私もヒーローに成りたいと思っている。
何せ父もヒーローをしているのだ。
その活動を身近で見てきた為 その分憧れはかなり強い。
父のように 誰でも救える最高のヒーローになるのが私の夢だ。
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エネ@榎本彩音(プロフ) - 真実さん» 教えて下さりありがとうございます。そうだったのですね、違いに気がつけました本当にありがとうございます、！更新頑張ります！ (2019年7月3日 19時) (
レス) id: c0ccf08a49 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - コメント失礼致します。情景が描写されている点はGoodです｡でも、｢近ずく｣は誤用で、｢近づく｣が正しい表記となります。お気をつけください。更新頑張って下さいね！ (2019年7月3日 18時) (レス) id: 9a6005bdc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榎本彩音 | 作成日時：2019年6月30日 14時
