3話 秀才の男 ページ4
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「うんうん！みんないい"個性"だ！
でも校内で"個性"発動は原則禁止な！」
先生はみんなに注意すると、次第にみんな個性を戻し静かになり始めた。
しかし、この男 【爆豪勝己】は黙っていなかった。
「せんせぇーー！「皆」とか一緒くたにすんなよ！」
自分の机に足を乗せながら上から言う彼は
私と同じ幼馴染だ。
まさか あのいじめっ子が幼馴染になるとは幼少期の私は思いもしなかった訳だが。
この男 個性も派手、そして頭が良いという
クリーム色の赤目という見た目、不良の様な言動に似合わず才能マンなのだ。
「俺はこんな"没個性"共と仲良く底辺なんざ行かねぇーよ」
こういえばもちろんブーイングの嵐だ。
しかし彼はそれをものともしない精神の持ち主。
逆にさらに煽っていくスタイルだ。
「モブがモブらしくうっせぇー！！！」
爆豪がそう言えば 先生は思い出したかのように衝撃の事実を発した。
「あー確か爆豪は……『雄英高』志望だったな」
思わず私は爆豪の方を見た。
まさか同じ志望校だとは思っていなかったからだ。
両親の出身校ということで 行こうと決めていたのに。
思わず私がため息を吐くと 先生はまた余計なタイミングで言ってしまったのだ。
「そいやあ 緑谷と八木も雄英志望だったな。」
話の途中で机の上に乗っていた爆豪はもちろんクラスメイト含めみんなは静かになった。
そしてわたしともう1人の幼馴染【緑谷出久】を見て笑いだした。
周りからは無理だとか勉強出来るだけじゃヒーロー科になんて入れねぇんだよ！！などボロくそ馬鹿にしてきた。
ー
続く
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エネ@榎本彩音(プロフ) - 真実さん» 教えて下さりありがとうございます。そうだったのですね、違いに気がつけました本当にありがとうございます、！更新頑張ります！ (2019年7月3日 19時) (
レス) id: c0ccf08a49 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - コメント失礼致します。情景が描写されている点はGoodです｡でも、｢近ずく｣は誤用で、｢近づく｣が正しい表記となります。お気をつけください。更新頑張って下さいね！ (2019年7月3日 18時) (レス) id: 9a6005bdc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榎本彩音 | 作成日時：2019年6月30日 14時
