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「これは驚いた、凄まじいスピードだな」


このスピードには海軍の軍艦も敵わないだろう。さて、何処へ向かうとするか。ひとまず偉大なる航路前半の海のほうがいいだろう。


「ヴィアベル」


「?」


「ひとまず東へ向かえ。途中で海軍の軍艦が見えた時は逃げるなり、戦うなりお前に任せる」


俺は戦力にはならないからな、とリベラ。


「きゅうー?」


「何だ?…あぁ、海賊船に鉢合わせた時もお前に任せる」

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月26日 0時

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