◆耳元で囁く【我妻善逸】 ページ4
かまぼこさんからのリクエストです!
ありがとうございます!
《耳元で囁かなければ出られない部屋》
※夢主と善逸は両片思いみたいな感じです!
『何を囁けばいいんだろう。』
「やっぱり“ 愛 ”じゃないかな?」
ドヤ顔でそう言ったのは、ゆり達と同期である我妻善逸だ。
『…………。』
「ちょっ、何でそんな別の生き物を見るような目で俺を見るの!?
お願いだからやめてよぉおおおおおおおお!!」
『え?そんな目を向けているつもりはないけど……。』
「自覚ないの!?
俺すごく傷ついてんだからね!?」
先程までのドヤ顔はどこへやら、半泣き状態になってしまった善逸を見てゆりは「この人は本当に私より年上なのか?」と思っていた。
『うーん……でも確かにこの扉びくともしないね。やっぱりお題をやるしかないのかな?』
「きっとそうだよ!俺がゆりちゃんに愛の言葉を囁くよ!!」
『………善逸さん、あんた女の子なら誰でもいいの?こんな私に愛を囁けるのかい?
(いつも禰豆子ちゃんばかりに可愛い可愛いって言ってるのに…。)』
ゆりは自分の容姿にあまり自信がない。
眉を垂れ下げながら善逸に問いかける。
「何言ってんの!?ゆりちゃんはすごくすごーく可愛いよ!自信を持っていいくらい!
何回でも愛を囁いてあげるよ!」
善逸に勢いよく手を握られ驚くゆり。
いつになく真剣な彼の表情と言葉に彼女の顔は赤くなり、胸も大きくきゅんっと高鳴った。
耳がいい善逸にはしっかりと彼女の胸の高鳴りが聞こえたようで嬉しそうに笑いかける。
そのままゆりの耳元に顔を近づけた。
「君のことが、誰よりも何よりも大切で大好きだよ。」
ガチャッ
扉が開くと善逸はゆりから離れた。
『………/////』
「………/////」
二人とも恥ずかしそうに視線を泳がせて目を合わせようとも口を開こうともしない。
「………あの、さ。」
先に口を開いたのは善逸だった。
「さっきの……俺の本当の気持ちなんだ。」
『ぜ、善逸さん。』
「だから、その……絶対にゆりちゃんのこと守るし、大切にするから………お、俺と恋人になってください!!/////」
『は、はい!
こちらこそよろしくお願いします!////』
この部屋のお陰で二人は見事に恋仲になったのだった。
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます!早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます!分かりました!順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして!リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね?とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください! (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです!これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年8月16日 23時