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Aside



ついに、その日はやってきた。


母「まさかあんたみたいな人でここまでくるなんてねぇ。」


「ちょっとお母さん。私これから一年帰ってこないんだよ?もっと悲しみなさいよ。」


母「悲しんでるわよもちろん。全力でやりなさい。死ぬ気で行くのよ。いい??」


「…分かってる。じゃあ、飛行機の時間だからそろそろ行くね」


結衣「A!!芸能人に会いたいんでしょ!!落ちてきたら許さないからね!!!!」


「分かってるって。よし!いってきます!!!」




搭乗手続きを済ませて

飛行機に乗り込み

Twitterを漁る。



EN-able オーディション


えーっと…



「どんな子が来るんだろう‼楽しみ!」



「Ilandの規模でやるって噂だから、凄そうだよね…」





…んぇ!?

アイランド、って言うのは

審査通過したと親友の結衣に電話した時に

一応会えるかもしれないアイドルがでてるオーディションだから見といたら?って言われて見たやつだよね?

私が受けに行くオーディションって

あんなすごいやつなの!?!?


やばい、急に緊張してきた。



「日本人は何人いるのかな。頑張ってほしい」


みんな優しい子だったらいいけど…


そうこうしてるうちにウトウトしてきて


次に目が覚めたのは、韓国の空港だった。



やばっ、もう着いたの?早いなぁ。


えーっと…



韓国語がわからない私は

困ってオロオロしていると


日本人の、綺麗な女の子に声をかけられた。



⁇「大丈夫?それ、こっちだよ。出口まで一緒に行こうか?」


「え、ありがとう!助かる!!」


⁇「1人だと不安だよね。私は何回も来てるから慣れてるけど…」


「何回も?すごいね」


⁇「うん、韓国のオーディションよく受けてるから。」


「え、オーディション??」


⁇「そうだよ?」


「もしかして、EN-の…?」


⁇「何で知ってるの?」


「私もそれ受けにきたの」


⁇「まじか…ここで会えたのも何かの縁。絶対2人で受かろう」


「うん‼絶対受かろうね」


⁇「じゃあ、会場まで一緒にいこっか。」


「助かる!ありがとう!」



こうして出会った少女"ミレイ"と2人で


私は会場は入った。

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作者名:なののなの | 作成日時:2021年11月26日 12時

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