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八 遭遇? ページ8
「あ、もしかしてマイちゃんが言ってた一年の転入生?」
「うん、た、多分そうだよ」
「って言っても、私も最近転校してきたんだけどね」
桜田先生に呼ばれ、じゃあねと江戸川くんに手を振り、書類を受けとる。
「じゃあ、保護者の方に渡しておいてね」
「はい」
職員室を出ると、以前頭痛になったときの1年生三人組がいた。その中に、先程の江戸川くんも加わる。
「どっかで見た顔なんだけどな」
一人ブツブツ呟く。マイちゃんとマキちゃんは先に帰った。なんでもマイちゃんのピアノのお稽古があるとか。
「あ〜、お姉さん!」
さっきの一年生集団の一人、黒髪カチューシャの女の子が声をかけてくる。
「私?」
「うん!!おねえさん、噂の美人転入生でしょー?」
……ん、んん!?
「だ、誰からそんな馬鹿げたことを……」
「ともえちゃん!」
ともえちゃんって誰……!
「花木ともえちゃんだよ!そのお姉ちゃんに聞いたんだってー」
マキちゃああん!!
「かなりちょうしのってるって聞いたよ!どういう意味なのー?」
「え、まじ?」
嫌われちゃってんの私。どうしよう!
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