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四 頭痛？ ページ4
「いいよ。麻衣子ちゃん。」
「えへへ、嬉しいな。マイ、パパに言われてるんだ、美人の友達は作っとけって」
本当かよ。彼女の名前は安原麻衣子。一人称マイ。取り巻き二人。女子ボス。帰りを誘われ、オーケーする。
昇降口では一から六年の生徒が群がっていた。
「お姉ちゃーん」
六年に女子ボスの姉がいるようだ。これでクラスの人は余計に逆らいたくないわけか。おお、我ながらさえてる？ ※そうでもないです
「マイ、その子、新しいお友達？」
「うん！Aちゃん！」
似てるな。てか、上からでむかつく。あたし17なんだけど。
「西原A。宜しくね」
「麻衣子の姉の安原美奈子よ。よろしく」
その時、視界の端に入った一年生三人組がいた。突如頭痛に襲われる。
「……っ！！」
何。何なの。何かが私からかけてる。根拠もなくそう思ったが、頭痛が収まりそんな事はどうでも良くなった。
今日かなり驚いたのが、麻衣子が同じマンションだってこと。あっちも相当驚きだった。
帰るとリビングにメモがあった。メイドからのもので、近くで食べて来いと。正気かメイド。私を何だと思っている。
ぶつぶつ文句を言いながらもマンションを出た。
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