私得な短編集[あんスタ]リクエスト募集中！！！ (ページ47)

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明星スバル. お日様みたいなページ47

ずっとゴロゴロしている私をスバルは不満気に見る。

スバル「A～、起きてよー」

私「ん…なんか体がだるくて起きられない…」

スバル「昨日夜更かしでもしたの？
夜更かしは美容の大敵だよ」

私「あー、昨日遅くまで本読んでたな、そういえば…」

スバル「完全にそれだよ。ホッケ～に絶対怒られるやつだよ」

私「あー、床と背中がくっついたかも…全然起きられない」

スバル「休日だからってゴロゴロしちゃってさ…
いつものやる気はどこへ行ったんだ」

お母さんみたいに小言を並べるスバル。
うぅ、キャラじゃないぞ。

私「…じゃあ」

私は両手を天井へ突き出す。
腕を引っ張って起こして、のサインである。

スバル「仕方ないなぁ、分かったよ」

スバルはこちらへ来て…

私「うっ！？」

なぜか抱きついて来た。

私「ちょ、なんで！？起きれないじゃん」

スバル「あれ、ぎゅーっと抱きしめてのサインじゃなかった？」

私「違うし！私はオ〇フか！」

スバル「んん…Aあったかい。お日様のいい匂いがする」

私「人をほしたての布団みたいに…」

そしてこれ、本気で起きれないんだけど。

私「スバル、分かったからもうどいてくれないかな？」

スバル「気持ちいい…このまま一緒に寝ちゃおうか？」

私「それ私寝苦しいから」

人の体に乗っかって気持ちよさそうに頬を緩めるスバルを見てると
なんか犬みたいだなあ…

太陽に照らされて輝くオレンジ色の髪を撫でてみると

ふわふわしていて気持ちいい。

スバル「…なんか俺犬みたいな扱い受けてない？」

私「ん…？ふふ」

スバル「何笑ってるのー？」

いきなり強引に腕を引かれ私は上半身だけ起き上がってしまう。

私「あ…」

そのまま勢いを殺しきれずスバルに抱きつく。

スバルも私の背中に腕を回し、嬉しそうに笑う。

スバル「はぁ…落ち着く。
俺Aをぎゅーってするの大好き！」

次はあっちがオ〇フみたいなこと言ってるよ。

私「…私も大好き」

ん？今私なんて言った？

スバル「俺も大好きだよ～っ⭐」

…まぁいっか。