私得な短編集[あんスタ]リクエスト募集中！！！ (ページ37)

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朔間凛月. 寝てばっかりしないでページ37

今日は彼氏の凛月とお家デートです。
どっかいきたいとは思うけど、彼氏がぐうたらだからね…

せっかく家に来たのに凛月ときたら、ソファでごろごろして…

私「なんかしようよ～」

凛月「なんかって何？ふあぁ…」

私「もう…分かったよ、私テレビ見る」

私は床に腰を下ろす。

凛月「A、そのクッションちょうだい」

凛月が指差したキャラクターのふわふわのクッションを
私は取ってあげる…のでなく、ぎゅっと抱きかかえた。

凛月「何してんの…ちょうだいってば」

私「やーだね、凛月全然相手してくれないんだもん」

凛月「そのクッション抱き心地いいからすぐ寝れるんだよ」

私「知らない」

凛月「…Aの意地悪。まぁいいや」

と、凛月はのっそりと立ち上がると…

背後から私を抱きしめた。

凛月「こっちの方が抱き心地いいや…よく寝れそ」

私「や、やめてよ！ってか寝ないで！」

全然離れてくれない。

凛月「ふあ、ぁふ…」

私「もー、ずっとあくびばっかしてないでよ！」

凛月「イライラしないで…体に悪いよ？」

私「うー、じゃあ構ってよ…」

凛月「…仕方ないなー」

すると

私「わわっ！？」

いきなりバランスを崩して倒れこむ。背中に軽く衝撃が来る。

押し倒されてる状況だ…

私「え、何！？何するの！？」

凛月「Aが言ったんでしょ、構ってって…」

私「えと、この体制はまずいんじゃ…」

凛月「何が？せっかくAの可愛さに免じて構ってあげてるんだからさ
ほら、いいことしよ？」

なっ、なんだいいことって…！
というかそんな言い方どこで覚えたの！？

私「待って、ちょ…」

有無を言わさず唇を重ねてくる凛月。どんどん深くなっていく。

待って…息、できない…！

凛月「ふっ、んう…」

一回離してもまた口付けられる、その繰り返し。しんどい、しんどいよ凛月！

唇への攻撃が緩くなったと思ったら、今度は耳や首筋に唇を這わされる。

私「くすぐったいよ…っ」

耳を甘噛みされたりすると、凛月の荒い息づかいが伝わる。

くちゅっ、と音を立てて耳を舐められると、
なんだかゾクッとして、体が跳ねる。

私「ちょっと、凛月、もう限界…」

すると凛月は私を見つめ、ニヤッと笑うと

凛月「ごちそうさま」

そう言って優しいキスをした。

そして、そのままゆっくりと私の上にのしかかる…

私「え、ちょっと！？」

凛月「…眠くなってきた、おやすみ」

凛月は目を閉じてしまった。

私「なんなのこいつ…//」