私得な短編集[あんスタ]リクエスト募集中！！！ (ページ36)

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守沢千秋.二人だと幸せページ36

千秋「A、髪が短くなってるな！失恋か？」

私「その考えかなり古いと思いますよ
ってか、私もう彼氏いるじゃん」

千秋「それは俺だな！はっはっは⭐」

彼氏でもなきゃこんな敬語混じりのタメ口は先輩に使わない。

朝からうるさいよ～、もりちあ。
なんて言わないけどさ。

私「ただのイメチェンだよ、イメージチェンジ」

千秋「そんなにイメージは変わってないぞ」

この人は乙女心ってもんを分かってるんですかね、全く。
そこは可愛いとか似合ってるとか言ってよ！

私「まぁ私も、イメージを変えようと思った訳じゃないけど…
お風呂とか大変なんです、長いと。全然乾かないし」

千秋「そうか、大変そうだな…」

うんうんとうなずく千秋。
一体何を考えこんでいるのやら。

私「どしたの千秋先輩、ぼーっとして」

千秋「いや、お前たまに泊まりに来る時あるだろ」

私「そうだね」

あっ、変なことはないからね！((←

千秋「その時にお前の髪を乾かした時のことを思い出してた…」

あー、人の髪に無理矢理櫛を通そうとして
頭皮を散々痛めつけてくれた時のことね。

千秋「確かに全然乾かんかったな」

私「でしょ？私これ毎日やってたんですから」

千秋「まぁ俺は、あの時間嫌いじゃなかったけどな」

私「私は頭が焦げるかと思いましたけどね」

千秋「Aの髪綺麗だし、シャンプーのいい香りもしたし、
うなじも見れたし…なんだか可愛いなって」

そんなことを考えていたのか、と若干睨むと

千秋「あぁ、今も可愛いぞ！」

そういうこと言ってほしい訳じゃないよ。

私「まぁ他愛無い話ばっかりして…歌とか歌ってくれたよね」

千秋「そうだな。そうこうしてる内に俺もAも眠くなって…」

私「気づいたら二人とも寝てましたね！」

そうそう、うるさい人だけど、千秋先輩といる時は
なんやかんやで幸せだ。

千秋先輩もそう思ってたみたいで
二人で顔を見合わせて笑っていると。

奏汰「『らぶらぶ』ですね～」

鉄虎「俺らの存在忘れないでほしいっス…」

忍「幸せそうでいいでござるな」

翠「惚気は家でしてください…鬱です…」

後ろに機嫌悪めの流星隊の皆。今の話聞かれてた！？

千秋「すまん、ほら、だってAのショート可愛いだろ！？」

私「そ、そんなこと言わなくていい！ってかそう思うの千秋先輩だけでしょ」

そういうとこだよ…という呆れた目で見られる。

だって好きなんだもん、仕方ないでしょ？