272→恐いんだ… ページ40
「………A、1枚目に写りたくねぇ理由…いや、この人数いちゃ話せねぇわな」
『…上手く、言葉に出来ないんだ…』
「Aさん……」
【A、言葉にするのが恐い？大丈夫…千空や龍水達なら…代わりにボクが説明してあげる…だからゲン、村の人達をココから少し離れさせられるかな？】
「…オッケー。さて、皆はほら、写真の事は後からちゃあんと説明してあげるから、コハクちゃん、クロムちゃんにカセキちゃん以外の村の皆はお仕事戻ろっか、ね？」
私が上手く言葉に出来ずにいたらアースが姿なく皆に語りかけて、ゲンが上手く村の皆を傍から離してくれたから、残ったのはアースを知ってる人だけになって…姿を見せてくれた
「アースちゃん、コレで良いかな」
【ゲンさっすが！ありがとう〜！Aが写真の1枚目に写りたくない理由、だよね龍水】
「あぁ、俺は一緒に写るべきだと思うし2人の写真が欲しいからな」
【うん、あのね…本来の物語だと、この1枚目の写真は千空1人が写るんだ】
「あ"ーそこはすぐ分かった。問題はそこじゃねぇ…だろ龍水」
「そうだな、そもそも本来の物語にはAがいないんだ、当然俺なら千空と答えるだろうからな」
「…おれは、分かる気がします。同じ立場ならおれだってきっと…」
「雪弥には、Aと同じ立場だったら、が分かるから気持ちが分かるんだね…少し羨ましいな…分かってあげたいのに、僕らには想像すら出来ないからね」
「あぁ、私達にもその抱えているものを支えてやれたら良いと思うのだがな…」
【…もしこのまま自分が写った写真がこの世界に1枚目として残ったらさ、全てが終わった後、きっと元の世界に帰りたくなくなる気持ちが強くなっちゃうから…それに、この世界のこの後の連なる歴史に悪影響が出ないか、無意識に不安なんだよ】
『…そ、っか……私、恐いんだね…不安なんだ…龍水が千空と一緒に、って言ってくれたのは嬉しいと思ったのに、頭の中でどうしても物語がチラつく、ソコに写っちゃいけない、って警告されてるみたいに…』
まるで見えない何かに脅されてるみたいになって……話してるうちに無意識に震えていたらしく、南がカメラをおじいちゃんに預けて抱き締めてくれた…
『南…』
「…大丈夫よ…不安にならなくて…」
「フゥン、なるほどな…アース、創造神がAに直接影響を与えている可能性は？」
「あ"ぁ、今俺も同じ考えに至った所だ」
「え？創造神ちゃんが？どういう、事…？」
273→まさかの展開→←271→最初の1枚まで変えるのはダメ、だよね？
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
