270→パンのお届け便！トンボ帰りだけど… ページ38
新しいスチームゴリラ号は坂道も自分で登れるしあんまりガタガタしなくなってるしおじいちゃんさすが過ぎる！
ひとまずパンを守りつつ数時間、司達船作りと小麦畑がある平野に着くとパンを持って皆に会いに行く。
『司ー！みんなー！パンを届けに来たよ！』
「A、わざわざ来てくれたのかい？ありがとう、嬉しいよ」
「Aなんだよ！ちょっと久しぶりなんだよー！」
『スイカー！相変わらず可愛い。約束の美味しいもの、届けに来たよ』
大量のパンの入ったケースを司や大樹に渡してスイカを抱き締めてると奥から杠や皆も寄ってきた
「Aさん、さっき南さんから連絡来たんですよ。そろそろ着くでしょうって」
『杠、久しぶりだね。南ってばタイミングばっちりだね。たくさんパン持って来たからさ、皆で食べよう？』
「うん、そうだね…丁度いい、休憩しようか」
「良い匂いだね、さすがAだよ。現代のパン屋と遜色ないんじゃないかい？」
「ウェエエーイ！！めちゃくちゃ美味そうじゃん！」
「…これが、ぱん、と言うのか…とても香ばしい香りだな」
「美味しそうだねぇ？！早く食べたいなぁ！」
「すっごく、いい匂いなんだよ！」
「うわぁ…パンや…これ、塩パン？」
『そうだよ、1番シンプルなやつね…切り分けて皆に行き渡る様にしよう。流石に100人分は作れなかったから大きめのを切り分けれる様にフランソワと雪弥と考えたんだ』
「凄いね、Aは。まともな現代食で皆の表情が一変したよ」
「えぇ、ですがそれだけでは無いでしょうね…皆さん、Aクンに会えて嬉しいのでしょう」
「A！ムリしてないか？ま、顔色は悪くないから大丈夫そうだね」
『うわ、來夢さん！あっはは…何とか元気でやってます』
「そりゃ良かったよ。皆、自分達が作った小麦からこんな美味しい物が出来て嬉しいだろうさ。…ずっと言ってるけどね、無理はしない事、あんたが倒れたら皆心配するんだからね」
『…ありがとうございます、適度に頑張ります』
ごめんね來夢さん…多分私はアース達に何かあればきっと自分なんか気にしない、だろうから…あ。
『杠、フランソワに頼まれて…』
「何ですか？…あ、分かりました！えと…コレですね、車に乗せれば良いですか？」
『うん、お願い。皆ごめんね、ゆっくりしたいんだけど…フランソワの手伝いがあるから、ケース回収したら戻らなきゃで』
「…そうか、残念だけれどまた、だね」
『うん。またすぐ会えるよ！』
トンボ帰りだなぁ…
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
