251→無限布作りの陣〜微力ながら杠を手伝おうとしたら折機が2台になりました�� ページ19
「折機？オホホーいいじゃない、面白そうじゃない！」
「こういう板が欲しいの、普通の穴と縦長の穴が交互に開けてあって…全部の穴に糸を通してから持ち上げると、普通の穴の糸だけ上に上がるでしょ？そしたら一直線で！上下上下簡単に交互にくぐれます！」
『おじいちゃん、私の分もお願い。杠と一緒にやりたいから…出来れば同じやつで』
「オホホ、リョーカイよ！千空に設計図書かせちゃう！」
「ついに折機……楽しみです！」
『多分、杠が思うよりずっと凄いのが出来てくると思うよ〜』
うん、とんでもなく大きな折機……やり方聞かないと分からないなぁ…
「え？え？折機……コレ…」
「ん？ごめんちゃい、なんか杠ちゃんが思ってたのと違った？」
「あ"ー時間がなくてな、やっぱ電動のが良かったか」
「ち、違うの！有難いですとても！」
『杠〜私に扱い方を教えてください…』
「あ、はい！とりあえずココに座って、コレをこうして引きながら足踏みするみたくすると…こうやって進むので、コレを繰り返してくと出来て来ます！」
『へぇ…なるほど！ありがとう！杠だけに負担掛ける訳に行かないからね、せっかくおじいちゃんと千空に作って貰ったし、スピードは半分以下だけど頑張るよ』
こうして夜通し皆が紡いだ糸から布を作る作業をガシャコンガシャコン響かせながら頑張ったのでした…
次の日も私達はひたすら布作り。そんな中電話で予想通り羽京からの報告がありました。
「新しい地図がいるよ。少しづつでも作っていかないと」
「あ"ぁ、安心しろ、手は昨日考えた。俺らは空から探検する。今気球を作ってる最中だ」
「気球？！空から探索ってそういう事？確かに…それなら地図も作りやすいね」
「な、なっ……空飛びマシン？！んなもん乗りてぇに決まってんだろ？！おい千空！戻るからマジ待ってろよ！！」
「あ"ー間に合えばな…ククク、せいぜい頑張りやがれ」
『なるほど……失敗になるのはこうなるからか…』
「Aさん、どうですか？私の方は何とか……」
『あぁ、うん、私も終わりそうだよ…量は杠の半分以下で申し訳ないけどね〜…』
「いえ！助かりました！こんな風に一緒に仕事出来て嬉しいです」
『…可愛い杠のその発言だけで頑張れるよ私は…』
「すっごい綺麗なんだよ！」
「流石じゃねぇか手芸部！んで、ナイスアシストだぜA。量的にはあと一息か？」
「失敗品も混ざってるけどね〜スカスカで通気良すぎちゃって気球で空気溜めるのは無理っぽいやつも…」
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
