嫌われ者の監督生と仲良くなりました。2

第54話 ページ7

夢主side



『どうしようものすごく帰りたい。』



レ「先輩に対する態度がなってないんじゃないかぁ？草食動物さんよぉ」



ユ「あ、じゃあ私とグリムはこの辺で帰るね☆」



『ユウちゃんかむばーーーーっく！！！！』



ラ「どんまいっす」



〜遡ること十数分前〜
in植物園



『はぁ…なんで草を自分で調達しないといけないんだよ…』


ユ「まぁまぁ、自分でやることに意味があるんだよ！…多分」



『いやそこで自信なくすなよ…にしてもさぁ？めんどくちゃい☆』


ユ「どんまい★」


まぁ会話からもわかるように次の授業で使う草を取りに来ました。そう。草です。草のためだけに無駄な労力を使わないといけないんです。だり。


『ん？グリム何ビビってんの？猫避けの草でもあったの？』


グ「だからオレ様は猫じゃないんだゾ！あと別にビビってねぇんだゾ。レオナがいるかもとか思ってねぇんだゾ」


『いや全部言ってますやん。レオナってどっかの第二王子様だっけ？でもなんでビビってんの？』


ユ「あー…今の状況考えてみて私たちに優しくする人いる？理解してくれてる人は別としてさ」


『あーそゆこと。まぁ会わないでしょ！』


ユ「それってフラグじゃない？」


『まっさかそんn』ｸﾞﾆ



『ん？なんか踏んだ？ロープ？』



ユ「あ…それ」



レ「おい。俺のしっぽを踏んだやつはお前か？」



あ、これやったわ。



『こういう時は逃げるが勝ち！』



レ「おい、待て」ｸﾞｲｯ


『ぐぇぇ…やだっ！乱暴しないでっ！(裏声)』



レ「男が気持ち悪ぃこと言ってんじゃねぇよ。逃げようとするなんざとんだ腰抜けだなァ。お詫びとして足の1本でも置いていけよ。」



893かコイツは。足もらってどうすんだよ。









ﾊｯ！まさか生脚フェチｯｯ！！

気持ちはわかるぞ！




レ「んなわけあるか。何ふざけたこと抜かしてんだ。骨折るぞ」



『聞こえてたパティーンですかっ！！てか骨ミシミシ言ってるから！死ぬから！』



？「レオナさんまた授業さぼったんスか？このままじゃまた留年っスよ？」



『！！そこの少年ヘルプミー！この人何とかして！』



？「嫌っスよ。なんでメリットもないのに働かないといけないんスか？」



『金やるからさ！！』



？「レオナさんレオナさん。」


レ「あ？」


？「ラフウィズミー」


レ「おいラギーやめろ。」


？「すみません。でも金には勝てないっス」


金って偉大。

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