第9話 ページ11
夢主side
そして、中学3年のある日、私は屋上から落ちて死、んだ。
いや、落とされたと言った方が正しいのかな?
あの悪女ちゃんが押してきて、その時偶然あの幼なじみが見てて、あの顔と言ったらようやく自分が間違ってたことに気づいて絶望してて、
…本っ当に最高だったよ。
あぁ、あの顔がまた見たい。あの絶望に染まった顔が。
ユウちゃんを助けた時、そんな気持ちも少なからずあった。あの子を助ければ必然的にその顔も見られるはずだと。
今もその気持ちは全然ある。けど、ユウちゃんは心が綺麗だから私と同じようになって欲しくないと思った。だから助けないと。綺麗なままでいさせてあげないと。
汚いのは私だけでいいから。
??「…きて………?………!」
呼ばれてる?そろそろ行かないとね!
ユウside
あ…Aちゃん寝てる。
どうもー!ユウでーす!今魔法史やってるんだけどね、Aちゃんが寝ちゃったから起こさないとなって考えてたんですよ。
とかふざけてたら、急にAちゃんが寝ながら苦しそうにしていたり泣いたり、しまいには少し笑ってる…?
不思議な子だなとは思ってたけどこれはすごいなぁ…起こすか。
ユウ「おーい。Aちゃーん起きて〜」コソッ
反応無いな…
ユウ「Aちゃん?起きろ!」コソッ
『ん?誰だ?ってユウちゃんか。』
お、起きた!
ユウ「先生にバレたらどうすんの。」
『大丈夫。先生からは起きてるように見えるから』
ユウ「魔法便利すぎかよ。」
『あはは…僕、寝ながら何か言ってたりした…?』
ユウ「ううん。喋ってはないけど1人で百面相してたよ。」
『え…なにそれ(引)』
ユウ「いや自分じゃん。」
『そういやグリムは?』
ユウ「そういや静かだねってこっちも寝てる…」
『まぁずっとゲームに付き合ってもらってたからね、今は休ませてあげるか。』
ユウ「はぁ…仕方ないなぁ…」
ト「これで授業を終わる。居眠りをしていた生徒は、分かっているな?」
『こわぁい』
いやあんた思いっきり寝てただろ。
ユウ「疲れたなぁ…」
『次は…飛行術か…嫌だなぁ…』
ユウ「苦手なの?」
『いや、ペア組むとか無理ゲーじゃん。』
ユウ「Aちゃんが初めてイグニハイド寮生に見えた。」
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ぽてと。 - ネタに走るの度がすごいですね!w (2022年1月17日 16時) (レス) @page45 id: 787ad90d85 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 好き めっちゃ好き 初コメ早々失礼いたしました。...すk(((((((殴 (2021年7月18日 18時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - ヒョオ!…イルマテック銃(((殴 (2021年4月17日 10時) (レス) id: b29aa485ac (このIDを非表示/違反報告)
睦月夜烏(プロフ) - ヒョオ!イルマティック((( (2021年4月2日 12時) (レス) id: 1e1ae547be (このIDを非表示/違反報告)
あきめ(プロフ) - みくさん» 実はわざとだったり… わかりずらくした私も悪いので全然大丈夫ですよ! (2021年3月19日 17時) (レス) id: 92e3ce0066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えみ | 作成日時:2021年2月19日 21時