【ベイブレードバースト】狂ってしまった時計【短編集】

番外編13:逆ハーなんて聞いてねぇよ ページ39

「な…！」

気付いた時にはジャンの胸の中。

何だ、抱き締められただけか。

うん、抱き締められただけ。

だけだよ、だけなんだ。

反射的に現実逃避をする。

ジャ「ふふん、これで余のものだ。」

「あぁ、不運。」

地味に抱き締める力が強くて脱出出来そうに
ないのでイラッときた。

ス「ほら、Aも嫌がっている。」

乱二「嫌がってるのにまだやるのかよ。」

うん、何かアレだわ。

今にも殺り合いが起こりそう。

ほら、見ろよ。

奪われたみたいな感じだったからかファイが
メチャ不機嫌じゃん。

ス「A、嫌なら嫌というハッキリとした
意思表示をした方が良いですよ。」

ア「睨んでてもしゃーねーよ！」

ギャーギャー私にも言ってくる奴までも出て
きやがった。


煩い。


この言葉しかない。

でも実際その通りなので意思表示をする。

「ジャン、離して。」

冷静に殺意を含めた重低音で邪魔な物を斬り
裂く如くそう発する。

流石のあの威勢でもこの言葉には勝てなかった
みたいだ。

腕の力が一気に弱まる。

その瞬間、手に力を入れてジャンの体を思い
切り押した。

ジャ「！」

ごめんね、暑かったんだ。

うん、真面目に暑かったよ。

一応心の中で謝罪しておくな。

「…はぁ、面倒くさい人達だなぁ。」

フ「…すまん、つい熱くなってしまった。」

でも凄いよね、こんな大人数が熱くなるとかw

「まぁ良いけどねぇ…、でも面倒くさいことは
もうお断りなんで宜しくな。」

ホ「あぁ。」

今回はファイとジャンだけの罪にしてやろう。

そうしよう。

「じゃあ、ファイとジャンは一週間私に近寄ら
ないで、それで許してあげるよ。」

真顔で言うのって効果あると思わない？w

ファ「え、私達以外もじゃないのかい？」

ジャ「余は満足できん！せめてもう一人！」

前言撤回、効果ねぇわ。

乱二「はぁ？！ふざけんなよ！俺達はそんな
関係ねぇだろ！？」

ラ「そうだぞ！」

あー、もー、煩い。

皆んな口論で大変そうだし家開けるかな。

そう思い玄関まで行きドアノブを回して家を
出た。

「ナルちゃんにでも会いに行こうかな。」

その時の空はとても澄んでいた。

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アレっすね、逆ハーは終わり方が分からねぇ←

まぁ、ハイ頑張りましたよ←

あと更新遅れてすいません。

これから頑張ります…多分w←

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