172話 今日一日はドレスローザで楽しもう ページ31
くいなが不安そうな表情で問いかけてきた為、私は物静かな声で淡々とどうするべきか考えているつもりだと答えつつドフラミンゴはどうやって私の事を調べ上げたのかは知らないけど考えても仕方ないから明日は早いからとりあえず今日は寝ようとくいなとコラさんに声をかけた後、ベッドで眠る
くいなとコラさんはあまり納得していない表情だけど私が話さないと判断した様子で私と同じ様にベッドへ眠りについた
次の日の朝
私は早めに起きて支度を済ませた後、くいなとコラさんを起こした
「師匠、今日はどうするんですか?」
『...今日はドフラミンゴの対策を考えようと思う』
「それが一番だ。ドフィは欲しい物があれば徹底的に奪う主義だから気を付けた方がいい」
くいなから今日はどうするのかと問いかけられ、私は物静かな声でドフラミンゴの対策を考えると答えればコラさんはそれが一番だと言って警戒している
みんなの寝間着をそれぞれの鞄の中にしまって私服へ着替え、くいなとコラさんには既に黒いフードを被っているから誰にも見られない
ちなみに鞄はコラさんが持ってくれるらしい...コラさん、ありがとう!
見聞色の覇気で確認するとヴァイオレットがこっちに来てるのが分かる
コンコン
『どうぞ』
ドアをノックする音が聞こえた事でくいなとコラさんは無言になり、私が声をかけるとガチャッと言うドアの開く音が聞こえ、入って来たのは私の予想通り、ヴァイオレットだった
『ヴァイオレット、おはよう』
「おはようA、Aの仲間も。今日は楽しみだわ!」
挨拶するとヴァイオレットも私達に挨拶した後、今日は楽しみだと言って嬉しそうな表情になっている
あれは心の底から嬉しそうになってるのが分かるなァ...
何で分かるのかって?目付きや表情などを見ていれば分かるさ
一人旅してた時に色んな人と出会って目付き・表情・仕草を見てきたからな...
『私も楽しみだよ(微笑』
「うふふ、楽しみましょうね。さぁ、朝食を食べに行きましょう!(微笑」
『もちろん(微笑』
楽しみだと優しく微笑むとヴァイオレットも微笑みながら朝食を食べに行こうと言って私の手を取った後、くいなとコラさんを連れて朝食を食べに行こうとリビングらしき所へ連れて行って貰うとそこにベビー5がいた
『「おはよう、ベビー5」』
「【おはよう】」
「【おはよう】」
私とヴァイオレットがベビー5に挨拶をするとくいなとコラさんは話せない代わりにスケッチブックでベビー5に挨拶している
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2019年10月14日 19時