【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART3 (ページ6)

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99話コラさん、オハラの件で謝罪するページ6

そりゃそうだ...誰にも話していない事を他人が知っているのなら驚かずにはいられないだろう

『私も歴史の本文(ポーネグリフ)を読めるからね。それと...イスカンダル一族しか読めない古代イスカンダル文字も読めるのさ。くいな、コラさん。黙っててすまなかった』

「師匠、大丈夫ですよ」

「あァ、俺は気にしてないぞ」

イスカンダル一族しか読めない古代イスカンダル文字も読める事を黙っていた私はくいなとコラさんに謝罪するも二人揃って気にしていないと優しい笑みを浮かべている

「そうだったのね。貴女も歴史の本文(ポーネグリフ)を読めていたなんて...それと古代イスカンダル文字って...貴女、まさか!?」

『そのまさか...だよ(微笑』

ロビンちゃんは納得した後、古代イスカンダル文字と聞いて私の方を見て驚きを隠せない表情に変わっていた為、私は頷きながら優しく微笑む

『それと...コラさんが貴女に謝りたい事があると言ってるんだ』

「え？何故、貴方が私に？」

私はコラさんの方を見ながらロビンちゃんに謝りたい事があると伝えればロビンちゃんは驚きながらもコラさんの方を見ている
コラさんは私の方を見てきたので無言で頷いた後、顔を隠していた黒いフードを外す

「ニコ・ロビン!!オハラの件は本当にすまなかった!!俺は元々センゴクさんの部下である海兵だったんだ...バスターコールでお前の故郷を消してしまった上、幼いお前を懸賞首にしてしまった。お前は何も悪くない...海兵を辞めた俺は謝る事しかできない...謝って許される事じゃないが本当にすまなかった!!」

コラさんは必死で頭を下げながらロビンちゃんに謝っている
必死で謝っているコラさんを見てロビンちゃんはどう思っているんだろうか？

「貴方は本当にいい人ね。こんな私を気にかけてくれるなんて......謝らなくていいわよ。貴方は何も悪くないわ。あれは本当の真実を隠した政府が悪いのよ！」

ロビンちゃんはコラさんに優しい笑みを浮かべた後、世界政府の事を思い浮かべたのか憎しみを隠せない表情になっていた
その気持ち...凄く分かる
私だって世界政府によってイスカンダル一族の血を引く人間を滅ぼされたから...

『ロビンちゃんの気持ち...凄く分かる。私も20年前、世界政府によって父親とイスカンダル一族の末裔だった母親、母方の親族全員みんな殺された。貴女の故郷であるオハラと同じ様にね...でもロビンちゃんがいい人だって事は私達は知っている。だからそこは自信を持ってくれ』