人外の僕は無能として生きる【d!】 (ページ9)

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7つ目の本ページ9

Aside

『シャオロン。俺は大丈夫やから
気にしないでよ…ほら、
かっこいい顔が台無しになっちゃうよ』
sho｢…ｯｯ!!
A…!!俺ずっと反論して欲しかった
なんでなん！なんで…なんで…ｯｯ
Aに笑顔になって欲しかったのに！
俺の思いも知らずどんどん傷付いてさぁ!!
お願いやから昔の笑顔見せてや！｣
…もう別れ時…やし……別にいいか
『昔って…何年前の事言ってるの？』
sho｢…4年前や｡Aが
無能呼ばわりされる前…Aは…
何もしてなかったから｣
『…残念だけどね｡シャオロン
僕は戦争以外で人を殺した事がある』
※敵国総統のやつな
『そんな殺人鬼をシャオロンは
仲間と呼べる？呼べないでしょ？
だからいいの。もうほっといて』
450年前のこともあるな…
sho｢違う!!Aは城から出れてへん!!
殺人なんかできるはずない！｣
『…なぁ。さっき悪魔の話したやろ？』
sho｢…それが…どうしたの？｣
all-sho｢｢？？｣｣
『その悪魔は900年前に
人間として総統と総統妃の元に
産まれたんだ。
だけど…見た目が違ったから
物心着いた時には地下牢へいて
突然変異で悪魔へ変化した
で、今から450年前
ある国とその悪魔がいる国で
戦争が起こった。』
syp｢?!ちょっといいですか？
突然変異ってなんでしょうか…｣
『人間がある日突然違う
物体､生物､種族になることです
死ぬこともありますがそれとは反して
不老不死になることもあります』
em｢本には載ってない…どこで？｣

小声でつぶやくエミさん
『まぁ、話を続けるで
悪魔は自分の国から逃げたんや
その時代の総統と総統妃を虐32してね
そして今から150年前
とある大魔法使いに封印された
今封印が解かれているということは
またされる可能性があるんだ』

自分のことなのに
他人事の様に。そうするのが今の精一杯
『そのうち､ここに尋ねてくるかもね
その魔法使いという種族の人間が｡』
syp｢｡今、その話は関係ないのでは？｣
『どうだろうね』

警戒心が無いなんてどうかしてるね。
…さっさと辞めて静かに暮らそう
そうしないと身が持たない
『あ、コレ辞表ですw』
sho｢……ｯｯ…?!A…？嘘やんな？
辞めないで…!!｣
ci｢そうやで!!辞めんといてよ…！｣
『ごめんね。でも必ず僕は
ここの国の味方だよ。
見た目が変わってろうと忘れられてろうと
俺は……ここの国の幹部達､総統の味方
そう誓うよ
だって総統には忠誠をも誓ったからね』

予めしておいた荷物を
部屋に取りに行きこの国を出た