エイッティーノ国王☆4 (ページ5)

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＊第百十話ページ5

彼は話すことがまとまってなかったがとりあえず伝えたかった。

天のこの先のことを。

亮「今日みたいに外でなんか楽しいことやっても天は城の中で見てるしかないとかかわいそうやないですか。」

亮「つまり、俺がなに言いたいかっちゅーと…」ﾁﾗｯ

A「………」

亮「天……」

亮「てんてん、俺の子って事にしてもらえませんか？」

すば「………」

亮「そしたら俺てんてんおんぶして軍事演習見たりできるしっ」

亮「調理場のヤツらもてんてん誰の子か気になってるらしいしっ」

亮「そのたびにマルが今はまだ言われへんとかごまかしてるらしいしっ」

すば「んーーーー」

亮「……あきませんか……」

丸「意義アリ！！」ﾊﾞｯ

安「俺も！！」ﾊﾞｯ

亮「え、なんでっ？」

丸「それやったら俺の子供でもええわけやんっ」

安「そうやそうやっ、俺も子供欲しいっ」

大「うわ、話変わってきた(笑)」

横「…俺でもええねんで？」

村「はい、ヨコも参戦。」

亮「王さま、どうでしょうか…」

すば「……A、どう思う？」

A「私に意見などありません。」

A「すばる様がお決めになられた事に従うまで。」

すば「亮、ええのか。」

亮「でもやっぱ俺だけやと難しいんで今までどおりみんなにも協力してもらうことになるんですけど…」

安「えー、それやったらさぁ、」

安「俺と亮の子供って事でどう？」

横「ややこしっ」

丸「なぁんで俺仲間はずれにするのさぁっ」

丸「3人の間に産まれた子でもええやんかぁっ」

大「待ってよ、そしたら俺も入りたいっ」

横「ぇ、じゃあ俺も…」

村「お前らええ加減にせぇ。」

大「ヤスが産んだことにしたらいけるやろ。」

丸「俺もいけるってぇっ」

「こちらからしたら好都合よねぇ。」

「王妃さまのお腹にいるお子こそお世継ぎ。」

「これで完全に王位継承権がなくなるってわけね(笑)」

すば「聞け。」

すば「俺も天をいつまでも隠しとく事はできひん思とった。」

すば「ここで生きてくために、天を…」

すば「亮の子としてみんなして育てていく。」

すば「ええな。」