∞の村上という男☆2

＊いかにも ページ16

急いでスーパーで買い物して、急いで家に帰った。


途中、近所の奥さまにつかまったから不本意なタイムロス。







A「ただいま〜っ」




柊「お帰りっ。今日のご飯なにっ？」




A「悩みに悩んで 肉団子！」




柊「いいね〜♪」




母「お帰り。柊のお友達が泊まりに来るんだって？」




A「あー…、うん。そうなのっ」




母「そういうお友達ができて良かったね、柊♪」




柊「一緒にお風呂 入るんだよっ♪」




母「あらあら、楽しみでしょうがないのねぇ(笑)」




A「手伝ってくれる？コネコネ名人っ」




柊「らじゃー！」




母「大丈夫？私も手伝おうか？」




A「んーん、大丈夫だからっ」






もう19時すぎてるっ



先に柊に食べさせて…







柊「…信五と一緒に食べたかった。」




A「そんな事 言わないで。また次 来てもら…」







次、あるのかな。



アレ言ったら 信ちゃんでも引くかもしれない。



でも、心のどこかで受け入れてくれるんじゃないかって期待も少し。







A「…どう？おいしい？」




柊「…うん、俺が作ったからね。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ




A「お母さんも丸めたもん(笑)」




柊「母さんの、ちゃんと丸くならないからさ。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ







〜♪





A「あ、来たかな♪」




柊「マジっ？」ｶﾞﾀｯ




A「いいから食べてなさい。」





ﾋﾟｯ





A「お疲れさま〜」




村「おぉ、家の前におるんやけど。こんまま普通に行ってもええの？」




A「うん、柊がお待ちかねだよ(笑)」




村「あいつ今日、寝られへんのとちゃうか(笑)」







玄関のドアを開けると、すぐそこに大きめのバッグを持った信ちゃん。


いかにも、泊まりに来ました！って感じ(笑)






A「ふふ、いらっしゃい(笑)」




村「……おぉ、」




A「今ね、ちょうどご飯っ…」





ﾑｷﾞｭｯ





A「しんっ…」




村「…ちょっと前菜 的な感じで 味わわせてくれ。」




村「おっと、ドア閉めなアカンな。」





ﾊﾞﾀﾝｯ





A「…あたしに会いたかった？」




村「生意気言うと ここで食うぞ。」




A「…味見のキスは？」




村「困った子やなぁ……」ｽｯ






ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ






柊「信五！」




村・A「っ！！」ﾊﾞｯ




柊「おっす、信五！肉団子だよ！」




村「いきなし なんの話やねん(笑)」

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