紺色のセーター 【ut】 ページ5
紺色のマフラーをして、紺色のゴムで髪をしばり、
制服の両方のポケットにはあったかカイロを入れて、
白い息を吐きながら学校へ徒歩で向かう。
A「さっむ…」
朝からこんな寒い中歩く、学生は偉いと思う。
隣を見ると短いスカートをはき、足がとても出ていて寒そうな
女子達。ははっ。ごくろうなこと、こんな寒い中。
皆様、もうお察しの通り、私、Aは女子力の欠片も無い
地味子です。まぁ、当然だが、こんな私には彼氏という存在がいない。
さみしくなんかないもん((
すると、視界がいきなり真っ暗になった。
「だーれだ？」
A「昨日、女子大生2人にナンパされていた、鬱先輩」
鬱「なんで知ってんねん…」
後ろを振り返ると私の1個上の鬱先輩が立っていた。
「一緒に行ってええ？」と聞いてきたので、１回縦に首をふると
すぐさま笑顔になった。
鬱「今日も、Aちゃんは可愛ええなぁ。」
A「知ってるんですよ〜。それ皆に言っているの。」
鬱「残念だけど、Aちゃんにしか言ってないわ。」
その言葉だけで私は顔が熱くなっていくのが分かる。
自分でももう、気づいている。この人が好きなことを。
私って単純なんだなぁ…と改めて実感する。
先輩には、「そうですか。」と冷たく返してしまった。
1人悲しく反省していると、隣から甘ったるい声が飛びかかってきた。
「あのぉ、1人ですか？」
「もしよかったらぁ、うちらと学校行かない？」
彼女達には私が目に映らないのだろうか。隣の先輩をみると、
まんざらでも無さそうにして、ヘラヘラと笑っている。
今日は運がいいと思っていたのに、
もう、先に行ってしまおうかと思い、小走りで走り出した。
鬱「こら。先行かんといて。」
手首を掴まれた。
A「え、」
鬱「悪いけど、今、この子に必死にアピールしてんねん。邪魔せんといてくれる？」
「行こ」と先輩は言うと、早歩きで彼女達から離れていった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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猫マフﾓｷｭﾘ - 二度目のコメント失礼します！よければ、しんぺい神と夢主ちゃんの学園モノ御願いします！ (2020年5月20日 15時) (
レス) id: 98e50fd0a4 (このIDを非表示/違反報告)
猫マフﾓｷｭﾘ - ふあああああああ！！！！エミさぁぁぁぁぁん！トントンォォォォォォォン！ゾムゥゥゥゥゥゥゥ！鬱ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅゥ！愛しい！愛しいよぉ！ (2020年5月20日 15時) (レス) id: 98e50fd0a4 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの飴玉(プロフ) - ふらわぁさん» あぁぁぁぁぁぁありがとうございましたぁぁぁぁぁぁ！！！！！(全力の土下座〜感謝の気持ちを込めて〜)((((エミさん可愛いし、夢主ちゃんも可愛いですし、幸せですしおすし!!!!((( (2018年2月18日 18時) (レス) id: 33263ee864 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - 名無しの飴玉さん» コメントありがとうございます！リクエストを貰えるなんて嬉しいです、エミさんですね。了解しやした！(( (2018年2月2日 8時) (レス) id: 6af633651a (このIDを非表示/違反報告)
名無しの飴玉(プロフ) - 面白いです、夢主ちゃん可愛いすぎです、悶えr(((とりあえず私の文才と、ふらわぁさんの文才交換致しませんか？((((読みやすくて、とても面白いです!!続きが気になりますwktk((リクよろしいのなら、エミさんで教授と私(夢主)的なのが見たいでs((( (2018年1月31日 2時) (レス) id: dda94514dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪そると | 作成日時：2017年12月29日 10時
