私は令和時代の人間じゃないらしい。【鬼滅の刃】

第拾伍話 金髪くんside ページ17

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今日の任務は最近町の子供ばかりを食べる鬼退治だ
いやいやいや！！俺死んじゃうって！

しかも1人！！無理無理無理！絶対無理！


結局夜、仕方がなく1人で見回りしていると、路地裏の方で音が聞こえた
........鬼の声だ、近づくにつれて大きくなる
.............いた.....！き、気持ち悪い〜〜〜！！

ｼﾞｬﾘｯ

！！！
一歩下がったと同時に足元で石の音がなる


ぐるんと鬼の頸が回る＿＿＿＿＿




「いーーーやーーーぁあ！！！(汚い高音)助けてーええーーーー！！」




俺は後ろに方向転換して走り出す

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ！！！


俺今日命日かも！！




「いやーーーーーっ死ぬ死ぬーーー！！」




大声で走る走る
近所迷惑？知ったことか！今俺は命かかってんだよおおお(最低)

と、走っていると目の前に女の子がいた

え！！！危ないよ！！
あっでもあの服鬼殺隊の服だし......！




「助けえぇぇえぇぇ！！俺死んじゃうよおおおおおお！！！！」




俺は泣きついた
すると女の子は




『すみませんが、声のボリューム下げて貰えます？うるさいです(＾ω＾)』




と、言う

怒られてしまった....！
ボリューム....？っていう言葉は分からないけど、文脈的にうるさいから黙れって言うことだよね！？

悲しいな！！！



..............て、あれ
この子.......
音が聞こえない
えっこんなことってある？
わざと隠してたりするのか......？


俺は彼女を改めて見つめる
.......綺麗な瞳に鮮やかな髪
すごく綺麗.....
そう思った矢先、俺口からは




「結婚してください！！」




という言葉が出てきていた(白目)

いつもの癖で〜〜〜〜〜！
こういうと大抵の女の子は気持ち悪がったりする
やっちゃったよお....こんなに可愛い子に...！



ポロポロ....




『え....あ.....ごめ...なんか........』




え゛っ...泣いてる！？
いきなり女の子は泣き出してしまった
えーーーーーーーー
そ、そんなに俺の告白が嫌だったの！？




「えっごめんっ！い、嫌だったよね！？ごめんっ！
！！」




そう言っても彼女は首を横に振るだけで泣き続けている
このまま泣かせるわけにも行かないなあ....
俺は「し、失礼します....」といってとりあえず彼女を抱きしめる
抵抗されるかと思ったが意外にもされなかったことに俺はおどろいた



抱きしめると彼女の良い匂いと共に
一瞬、一瞬だけ...







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＿＿＿＿＿＿＿悲しい音がした

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