目覚めたら隣で男が寝てました【鬼滅の刃】

朝12 ページ12

。


『義勇、さん』



同じ顔と同じ声が2つ。
ダメだ思考回路が停止している。
いつもならこんなの...簡単なのに。



冨岡「信じてくれ！」


鬼舞辻「そいつは俺の偽物だ！離れるんだ！A」


『ぃや...分からない。分からないよ！！さっきの戦いで私の体力はそこを着いた。寝てないから...回復ができていなかったの』



どう見分ける？

どちらを倒せばいい？

もし、間違えたら？



『分かった。朝日まで待ちます』



そう言うと片方の表情が強ばった。
偽物は、右だ。



冨岡「あぁ、待とう」


鬼舞辻「それは名案だ」


『嘘つき。嘘つきは右』



スッカラカンの体力で刀を抜き取り技を出す。



鬼舞辻「....っ」


『やっぱり...義勇さん私の体力はもう無理です』


冨岡「分かった。時間も稼いだ。俺が連れて逃げる。日が出るところまで」


『あり、が、と、ぅ』




眠りについた。



鬼舞辻「逃がさぬぞ。その娘は私の子を産むのだ。返してもらわねば」


冨岡「お前の子どもなど身篭っていない。お前に渡さない」


鬼舞辻「ｯﾁ。時間だ。また来る」




そう言って鬼舞辻はAの屋敷を後にした。

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