君が欲しい2【菅田将暉】 (ページ12)

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俺と君61_suda ページ12

꙳★*ﾟ

更衣室から出るとAちゃんの姿がなかった。

菅田「どこいったんや？」

店内を歩き回ると、2人のやんちゃそうな男が誰かを追っかけている。
くだらないと思った。けど、追いかけられているのは、愛しい人。

菅田「可愛いからな...1人にするんじゃなかったわ」

俺は、その男の後ろを追いかけ更衣室のカーテンの中へ入る。

菅田「俺の女に手出してんじゃねぇよ」

Aちゃんは、涙目になりながら、俺を見た。

『ま、将暉さん...!!!』

菅田「平気やったか？ごめんな」

『す、すみません。私がもっとしっかりしていれば....』

抱き寄せるとAちゃんが小刻みに震えていることがよく分かる。

菅田「何泣かせてくれとんねん」

ピンク「別に？なぁ」

金髪「てか、菅田将暉。2対1で勝てると思ってんの？ひ弱そうだし」

ピンク「それな。アハハハハハ」

菅田「それもそうやな...でもまぁ、外には警察おるんちゃう？店員さんに呼んでもらうよう言っといたし。俺はその時間稼ぎさえ出来れば問題ないし」

ピンク「おぃ、サツはやべぇーよ！」

金髪「おい、ばか！今出てったらいるかもしれねぇんだぞ！！」

と言い合いを始めた。
その隙に俺達はまずこの狭い更衣室から出て、外にいる警察の人にあとは頼んだ。