Two ページ3
。五条悟
電話の相手は彼氏だろうか。
名前も知らない彼女に対して、その相手の電話のやつに嫉妬してしまう自分がいた。
五条「沢山食べてよ。僕の奢りだよ」
『...名前も知らない人に良くもまぁ』
五条「じゃぁ、自己紹介しよっか。僕は五条悟。28歳だよ」
彼女は名前を聞いても表情ひとつ変えなかったが、一瞬だけ瞳孔が開いた気がした。
『五条悟...見た目より歳いってるんですね』
五条「よく言われるよ。で、君の名前は？」
『私は...影ノ宮A。15歳』
僕の予想は当たっていた。
五条「中学生？高校生？」
『高校生ですが、学校には行ってないですよ』
五条「偉いね。前に話してくれたよね？弟のためにバイトしてるって。弟くん、どんな病気なのよ」
『さぁ？』
誤魔化した。
僕にはAがよく見える。
外見じゃなく中身までよく見える。
彼女はこちら側の人間だ。
五条「良かったらさ、うちの高校においでよ」
『高校？』
五条「っそ！君なら合格できるよ」
『遠慮します。弟をおいて私だけ青春を送ろうだなんて、拒否します。時間なので行きますね、五条さん』
他人行儀に、言葉を発して彼女は1000円だけ机に起き帰っていった。
五条「お金なんていいのに。律儀だよね〜」
さてと、仕事に戻りますか。
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あさひ - 続き待ってます。 (2021年1月25日 17時) (
レス) id: 106ee9d16b (このIDを非表示/違反報告)
有明(プロフ) - 凄く私に刺さる内容で、続きがとても楽しみです！更新待ってます。 (2020年12月12日 10時) (レス) id: 3f7e36daad (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 面白いです！頑張ってください。応援してます！更新楽しみにしてます。 (2020年12月3日 22時) (レス) id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彙褪夜
| 作者ホームページ：https://twitter.com/izaya121225
作成日時：2020年12月3日 18時
