ラッキーデイ ページ36
『マーキーノーさん！』
ﾏｷﾉ｢あら、Aちゃんじゃない！元気にしてた？｣
『もちろんです。お陰様で！』
マキノさんも元気で良かった！
ﾏｷﾉ｢あ、そうそう！今日ヤサイさんのところが大安売りしてるの。しってる？｣
ここらではたいそう有名な話なのか...
『ええ、さっき見てきました。すごい行列ですよね！
ちょっと流石に買うのやめました。』
ﾏｷﾉ｢そうよね！
だと思って、ヤサイさんに多めに貰っておいたの！これ、みんなで食べて。｣
袋の中には一週間分の野菜が入っていた。
『こんなにたくさん！！良いんですか？私、全然お土産とか持ってきてないのに...』
ﾏｷﾉ｢良いの良いの！気にしないで！
持っていこうかな、なんて思ってたから。ちょっと重いけど、大丈夫？｣
『ありがとうございます。』
視線をあげるとマキノさんは不思議そうに金物屋さんで買ったセットを見ていた。
ﾏｷﾉ｢？Aちゃん、左手の袋はどうしたの？｣
『あ、食生活に野菜が少なくて、畑作ろうかなって考えてて、お小遣いにもなるし。』
ﾏｷﾉ｢まあ！偉い！
それならゴア王国で生産者組合に入るといいわ！｣
『？何ですか？その｢生産者組合｣って。』
ﾏｷﾉ｢私の知り合いも最近始めたんだけど、飲食店に商品や作物を提供すると、特許を貰えるの！
その特許も魅力的で、一度取れば大体の飲食店で無料で食べ放題よ！｣
あの三人にぴったりじゃない！
『初めて知りました！それって、簡単にとれますか？』
ﾏｷﾉ｢ええ、ゴア王国の役所で申し出れば、後日、王様の名で特許承諾書が貰えるわ！｣
『やってみます！！ありがとうございます！』
ﾏｷﾉ｢はーい！頑張ってね！｣
マキノさんにお店の出口まで送ってもらった。元気で何よりだった。
そして山を登ると、家の前でダダン一家が待ち構えている。
『皆さん、ただいま！』
ﾀﾞﾀﾞﾝ｢朝早くから買い物かい！心配したじゃねぇか！｣
『すみません！』
ﾄﾞｸﾞﾗ｢まーまー良かった。｣
ﾀﾞﾀﾞﾝ｢そして、お前ェ...！！｣
『？？』
ダダンさんは神妙な目をしてこちらを見ている。？？(汗)
ﾀﾞﾀﾞﾝ｢クソガキのくせに偉いじゃねえかァ！ちくしょー！｣
ﾏｸﾞﾗ｢洗濯と、洗濯物置きの部屋を綺麗にしてくれたのはお前だ二ー？｣
『...はい』
ﾀﾞﾀﾞﾝ｢あたしゃ感動したんだ！出来たクソガキを見られるなんて思ってなかったんだ！｣
出来たクソガキ...
喜ぶべきか？
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まゆこんぶ(プロフ) - 竜胆さん» こんにちは！ありがとうございます！！続編作れたのも皆様のおかげです！！何シリーズまで続くかは分かりませんが満足のいくように終わらせます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 984aeb020d (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - 続編おめでとうございます！楽しみにしてました！w (2020年10月28日 19時) (レス) id: bc5f14382a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆこんぶ・さえこんぶ | 作成日時：2020年10月28日 13時
