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ええやん ページ9

『…ってことがあったんやけどな』

「そーなん隣の席やったんや」

一通り話したけどサムの反応は意外と薄かった。

「…よかったやん」

『でな、下の名前A言うんやって』

「え、ツムお前そんなんも知らんかったんか」

『は!?お前知っとったんか!?』

マウント取られた気いしてイラッと来たわ。

「当たり前やろ。てか女子の中では水迅さんが1番有名やろ」

「…可愛ええって」

まぁ、あいつは男に興味無いんやけどな

心の中でマウント取り返して…

「なぁ、アホツム。水迅さんはテニス部らしいで。ここの2階からやったら見えるわ」

『そーなん!?じゃあ行こーや!』

あ、そういえば

『なぁ北さんおるやん?』

「え、北さんがなんや」

サムは嫌そうに顔を歪める

『Aちゃんと付き合っとん?』

「…は?そうなん?」

サムが階段を登る足を止める。

まぁサムが知っとるわけないか。

「北さん彼女とか作る人に見えへんけどな」

やっぱそうやんな。

『なんかAちゃん北さんとは親しい感じしたわ』

「ほーん…」

スパーンッッ!!!

「あ、水迅さん丁度打っとるわ」

『ほんまや』

テニス部特有のジャージを着て打っとった。

正直、1番テニス部の中で輝いとった。

部活しとる時はポニーテールにしとんか…

「えらい強い球打つなぁ」

ほんま。ようあんなちっちゃいほっそい体からあんな力湧き出てくるわ。

『かっこええ…』

あ、つい声出てもたわ。

「やっぱツム。お前好きなんやろ」

『まぁ落としたるつもりやからな』

正味あいつ自身男が嫌いやから取られるって焦る必要も無いしな。

「あ?なんかテニス部校舎入っていったな」

『弁当でも食うんちゃうか』

「ほうやな。俺らも食いに行こ」

一方→←落としたる



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作者名:elkidu_0808 | 作成日時:2021年1月6日 18時

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