休日 × 向. ページ12
久しぶりのオフ。
部屋の掃除をしてコーヒーを飲みながら小説を読んでいた時のことだった。
ピーンポーン
鳴り響くインターホンにチラッと玄関に目を向ける。今日届く荷物はない。なら良いや、と視線を小説に戻して再度読み進めようとすると
ピーンポーン
もう一回鳴るインターホン。
〜♪〜♪
そして震える携帯電話。
表示される向井康二の文字。大きな溜息を吐きながら着信に出ると
向「なんで無視すんねん！おるの分かっとるから開けて〜や。」
『おかけになった電話番号はー。』
向「使用されとるわ！いや、はよ開けて〜不審者になってまうやん。」
これ以上弄ると後が面倒だろうな、と思ってオートロックを解錠すると、しばらくしてガチャっと音がしてバタバタと足音を響かせながら康二がやって来た。
向「…」
『…』
むすーっと拗ね顔でこちらを見てくる康二。ソファに座ったまま小説を広げてたけど、一旦テーブルに置いて立ち上がる。
『ごめんて。はい、康二おいで。』
向「A〜！」
腕を広げると勢いよく抱きついてくる康二に苦笑い。遠距離恋愛かよ、て笑うと遠距離は耐えられん！と更に抱きついてくる。
向「一緒にタコパしよ思ってな、材料持ってきたんやで！」
『んふ、楽しそうやね。やろやろ〜。』
何しよったん？と聞いてくる康二に小説を見せる。
向「それめめが今度やるやつ？」
『そうそう。気になってね。これをめめがやるのか〜、て思いながら見るとまた違う面白さがある。』
映像化されるの楽しみやね〜、と康二に話しかけるとするっと腰に手を回される。
『どうしたの？』
向「今は俺とおるんやからめめの話するの嫌や。」
メンバー大好き康二だけど、２人きりの時はこんな感じになる時がある。
『ん。康二私のこと大好きやもんね。』
向「せやで。今は俺のことだけ考えといてな。」
それからは料理しててもくっついて、食べる時もくっついて、その流れでお風呂までついてこようとするから締め出して、自然な流れでお泊まりセットを取り出す康二に笑って２人で翌日の仕事に向かった。
ラ「あー！康二くんAちゃんと一緒に来た！」
深「A昨日オフじゃなかったっけ？」
宮「泊まったんじゃない？」
向「まぁ俺とAの仲ですから？」
渡「はぁぁ！腹立つわあの顔。」
その日はドヤ顔の康二がマウント取ってて他のメンバーの機嫌がよろしくなかった。
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まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
