コソコソ. ページ13
１０人が揃う現場での休憩時間中、ノートとタブレットを持って楽屋の端で作業をした。
目「Aちゃん、何でそんな端っこにいるの？」
『んー。ちょっと集中したくて。』
近寄って来ためめがタブレットを覗こうとしているのが見えてさりげなく遠ざける。隠さないといけない仕事ではないんだけど、まだ気付かれるには早い。
目「あ、今隠した。」
『気のせい気のせい。ほら、向こうで遊んでおいで。』
ガサガサと仕事道具をまとめて場所を移動する。マネージャーに空いてる部屋を確認して、そこで作業しよう。
〜目黒蓮 side〜
目「怪しい…いつもあんなに隠さないのに。」
向「どしたん？」
目「今ここで作業してたのに近寄ったら隠して逃げてった。」
ラ「めめだからじゃない？」
目「おい失礼だぞ。」
ラウールがからかってくるのをあしらって、ふっかさんに聞きにいく。俺だからじゃない。うん、きっと。
目「ふっかさん、ふっかさん。」
深「おー、どした？」
目「Aちゃんがコソコソ何かしてます。」
深「そういえばこの間からなんかずっと作業してるよな。」
照〜何か知ってる？も岩本くんに聞くふっかさん。でも岩本くんも首を振っており、それを聞いてたしょっぴーがボソリと呟いた。
渡「もしかして男か？」
宮「いや、それはないでしょ。」
阿「Aに限ってそれはないよ。」
渡「だってあいついつも作業してても隠さないじゃん。なんなら横で見てても気にもしないじゃん。」
え、やばいパニックパニック、と一人でワタワタし出したしょっぴーに翔太落ち着け！と佐久間くんが宥めている。
向「え、彼氏？男出来たん？あかん。泣きそうやわ。」
岩「出来てねぇって。泣くな康二。」
佐「何だこの地獄絵図は。」
Aちゃんに限ってそんなことないよね？と頭を抱えていた時だった。
ガチャっ
『え？どしたの？みんなして。』
作業道具を持って帰って来たAちゃん。その姿を見て突撃する康二としょっぴー。男二人が突撃して来たのをひぇ、と言って避けてた。
『え、怖い怖い。康二ならまだしもなんで翔太くんまで来るの？』
ススススーっと２人から距離を空けて岩本くんのそばに逃げて行く彼女に猛抗議する２人。
向「なんで避けるん！？さてはほんまに男出来たんやろ！そうやろ！」
渡「もう全然よくない！！A！逃げんな！」
『え、本当にどしたの？めっちゃ怖い。ひー助けて。』
完全に岩本くんの影に隠れてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1098人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
