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三 ページ4
とうとう、人身売買のオークションに出される日が
来た。
首輪を掛けられステージに並ばされる。
まさかこんな形でスポットライトに当たるとはな、
と呑気に考える私は末期だ。
「1000万!」
「あーあ、本当に始まっちゃった。」
「5000万!」
値段はどんどん上がっていく。
「1億!」
恐らくこれが最高額だろう。
私はこの人に引き取られるんだ。
・・・最悪。
せめていい人であって欲しいな〜。
その人の元へ行くよう促される。
しかし、その瞬間、
警察「警察だ!動くな!」
「!」
警察?
会場にいた人々は一気に捕まえられ、警察はステー
ジの上にいる私を保護しようと駆け寄って来た。
あぁ、助かるんだ。
でも保護された後、私はどうなるんだろう。
孤児院?
それとも、あの家に返される?
不安と安心でどっと疲れた。
そして、意識を手放した。
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作者名:血神笑兎 | 作成日時:2023年1月22日 17時