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『……坂田さんそれで外出る気ですか?』
坂「めんどいしええかなって」
『やめてくださいすれ違う人々の腹筋が死にます』
そ「俺がメイク直そうか」
『いや、僕がやりますよ。一ノ瀬さん並に上手に出来ませんが……。
はい、坂田さんこっち来てください。』
・
坂「うわぁぁ誰やお前!!!」
『いやあんただよ。……あぁ、服もクソダサいので着替えてくださいね。ぱつぱつじゃないですかマッチョなんですか。』
坂「まふがこれしかないって……」
『いや絶対嘘だろ。』
坂「あいつ嘘ついたんか!!ちょ、服貰うついでにシバいてくるわ!」
『ドーゾ。フフッ、マッチョ……wwww』
坂「うるさいわ!」
・
『おお、いーんじゃないですか?』
坂「最強やな!」
そ「……神門さんメイクじょーずだね」
『あざます……』
ま「じゃあ買いに行こ!!」
『いってらっさーい』
バタン。
はぁ、疲れた。
志「久しぶりに2人っきりやな。」
……あぁ、まだ厄介な奴が……。
『言い方恋人か』
志「……さみしかった。A、天月くんとかに構いっぱなしで俺には構ってくれんかった」
バックハグしてくる志麻。
こーなるとこいつ厄介なんだよな。ほんと。
『はいはい。ごめんね志麻。』
志「……俺だけのAやったんに。」
『あんたがここに呼んだんでしょーが。』
志「……だって。毎日Aに会いたかったんやもん。ぶりっ子、俺に色目ばっか使ってくるねん。96はぶりっ子に悪口言われとるみたいやし。」
『……は?』
志「2人になった時とか言われとったらしい。96が明るかった時に相談された。物とかも無くなったりしてたって。他の人は皆『愛乃がそんな事する筈ない』って言ってきたって。
……相談されたのは1年くらい前。だから多分、皆覚えてない」
『……そう。』
これはまた…
面倒な事になりそうだ。
残念ながら私はそんなに善人ではない。
彼女が私に助けを求めるまで、行動は出来ない。
酷いやつと言われるだろう。
…小学生の頃。同じように困っていた友達がいた。その原因であるA子に注意をすると、そのいじめは無くなった。
そうして私は友達に言った。
「大丈夫?」と。
その時に言われたのだ。
「どうして助けたりなんてしたの」
「偽善者」
「勝手な事しないでよ」
「ちっとも嬉しくなんかないわ」
自分が非難されるのは誰だって嫌だ。
幼かった頃の私はそれがトラウマになってしまったのだ。
・
らしくないシリアス(?)書いてみました
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VIII(プロフ) - Winさん» わかりました!!ありがとうございます!!!絡み少なくてごめんなさい()() (2020年9月13日 16時) (レス) id: 8305358a77 (このIDを非表示/違反報告)
Win - モクセイとしての絡みがもっと見たいです!! (2020年9月5日 23時) (レス) id: 4d8eb37996 (このIDを非表示/違反報告)
VIII(プロフ) - 女海結香さん» ビックリしましたwww大丈夫ですよwそんな事言っていただけて凄い嬉しいです!ありがとうございます! (2020年8月29日 19時) (レス) id: 8305358a77 (このIDを非表示/違反報告)
女海結香 - ごめんなさい!何故か3回送っていました、本当に申し訳ありませんでした。 (2020年8月24日 0時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
女海結香 - この作品ホントに面白いです!毎回笑ってしまうwwあと私の好きな歌い手さん達が全員出てました。今まで読んだ中で一番好きです! (2020年8月24日 0時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:VIII | 作成日時:2020年5月19日 18時