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発作中の意識がはっきりしているタイプのてんかん発作を起こす五郎
「苦しくて仕方がない。自分の意思で体が動かせないのが怖くてたまらない」
と、小さく語った
それからしばらくはお風呂に入ることを怖がるようになった
小学生の頃はてんかん発作がいつ起こるか分からなかった為シャワーしか出来なった。
だから今回もシャワーだけ。浴槽には入らなくても大丈夫と伝えても
怖い怖いと嫌がった。
「…こわいっ。やだっ…」
一緒に入ろう？と誘う一郎の手を払い嫌だと泣く五郎
口調が少し幼くなってはいるものの、五郎はもう18歳
どうしようかと頭を悩ませていると
「洗面所で頭だけ洗うのはどう？体ホットタオルで拭こう？」
一「三郎」
五「っいいの？」
三「いいよ！俺が頭洗ったげる。」
一「さぶありがとな」
三「いいえー いちにいは体拭いてあげてね！」
三「かゆいところないですかー」
三郎の提案により洗面所で頭を洗われている五郎
お風呂自体を怖がる五郎の手が震えていたので二郎が手をつなぎサポートに回った
二「大丈夫だよ。あともう少し」
声が出ないほど怖いのかいやいやと腕が動く
三「あと2分頂戴！がんばれ！」
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10 - 更新頑張ってください！ (2019年11月30日 16時) (
レス) id: 18041c7d33 (このIDを非表示/違反報告)
Non(プロフ) - どのお話もごろちゃんが健気で可愛いですね。更新楽しみにしています(^-^) (2019年11月9日 16時) (レス) id: eadb9a7b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなぶさ | 作成日時：2019年11月5日 2時
