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兄弟全員が集まっているものの
てんかん発作中はむやみに触れないのが基本。
とりあえず体を冷やさない様に大きなバスタオルをかけてやり、見守ることしかできない
５分を超えると危険な状態になってくる
一「二郎今何分…？」
二「3分…」
四「ごろ…大丈夫だよ。がんばれっ」
三「ごろっ…」
途中、かけていたバスタオルがずれてしまう程大きく足が痙攣して跳ね上がったが
なんとか発作は収まった
４人はほっと胸をなでおろし二郎は優しく抱えるようにバスタオルごと抱きしめた
二「よく頑張った。苦しかったろ」
五「…ん」
発作は体力を激しく消耗するため完全に脱力し二郎に全体重をかけていた
その後一郎と二郎によって服を着せられた五郎は三郎に抱えられリビングに戻ってきた
リビングでは四郎が温かい紅茶を用意して待っていた
四「まだ飲めそうじゃないね…」
発作自体は収まったがまだ足や腕の一部がピクピクと動いており
そのたびに顔も小さく歪んでいた
二「今やっと落ち着ける状態になったから。もう少し。」
一「…」
三「いちにい？」
一「油断してた。もうてっきり発作は起きないって勝手に思ってたから…」
二「でも病院の先生ももう大丈夫でしょうって言ってたから。いちにいが責任感じることじゃないよ。」
三「最後に発作起こしたの小学生の頃だったもんね…」
小学生の発作を最後にてんかん発作は出ていなかった五郎
あれからもう６年以上。病院の先生の意見もありもう抗てんかん薬は服用していなかった。
やっと完全に痙攣が止まり、ガクッと力が抜ける
一「落ち着いてきたね…」
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10 - 更新頑張ってください！ (2019年11月30日 16時) (
レス) id: 18041c7d33 (このIDを非表示/違反報告)
Non(プロフ) - どのお話もごろちゃんが健気で可愛いですね。更新楽しみにしています(^-^) (2019年11月9日 16時) (レス) id: eadb9a7b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなぶさ | 作成日時：2019年11月5日 2時
