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「舞賀先生、五郎くんの顔見てきたら？」
二「いいですか…？」
「ここが静かな今のうちにどうぞ？」
二「すいません…ありがとうございます！急患来たらすぐに電話下さい！」
今日が当直だった二郎は入院している五郎が心配でたまらなかった
投薬が昨日から始まっていたからだ。
その心配がありありと出ていたのか看護婦長
が顔を見てきたら？と声をかけてくれた
その優しさに甘えて事務所を抜けて病室へ向かう
二「ごろー…」
五「ぁ……」
二「きついな…横になるか？」
五「また、起きちゃうから…ここで」
薬の副作用で息苦しさと身体の痛みを訴えた五郎
横になっても副作用で目が覚めてしまうため
机に頭を乗せ痛みの波が治った間に少しうとうとするぐらいしか出来ないと。
二「背中か？足？」
五「…ぜんぶ…」
二「そうか…」
五「せな、か…」
二「ん…背中摩るな」
足には電気毛布がかけられ背中にもブランケット。
痛み止めだけでは限界があるため
看護師が色々考えてくれた
五「…もっと……つよく」
二「もっと？…痛くないか？」
五「…ない……いたいの…わすれた、い」
二「五郎………あんまり痛いとあれだから、少しだけな」
五「ん……ありがと、」
二「大したことできなくてごめんな…」
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作者名：はなぶさ | 作成日時：2020年9月27日 12時
