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トンちが食器を洗って、私がその横で乾拭きをして、カウンターからはグルちゃんがその様子を眺めている。以前のグルちゃんのアパートでもよくあった光景だ。新しく知り合った皆と過ごすのも楽しいけれど、トンちが来てくれてこうやって3人で過ごすのも安定すると言うか、安心感が生まれる。
『でもね、やっぱりこうやってグルちゃんやトンちといるのも安心するな』
ぼんやり思ったことを素直に口にすると、グルちゃんもトンちも何も言わないけれどなんだか柔らかな表情だった。2人も同じことを思ってくれているかな、なんて淡い期待を抱きながら手を動かす。
ひと通りの片付けが終わり、三人横並びでソファーに座る。手にはそれぞれトンちが用意してくれたコーヒーやココアを持っていて、今日までの出来事を話していた。
『それでね、コネちゃんと一緒にご飯を作ったらコネちゃんすごく喜んでくれてね』
『ロボロくんは私や皆のことをすごく気にかけてくれて、なんだか橋渡ししてくれてるみたい』
『ゾムくんと最初にお買い物行ったら、すごくびっくりしちゃった。引越し作業の時は重い荷物を代わりに持ってくれたの』
『階段から落ちそうになった時は鬱くんが助けてくれたんだよ。あんな調子だけどいつも気遣ってくれてて嬉しいんだ』
『この間初めて自転車の2人乗りしたんだけどね、シャオちゃんが乗せてくれたの。すごく楽しかった』
『らんちゃんとは家庭菜園一緒にやったんだよ。トマトとオクラ植えたんだ。慣れたらまた違うやつも一緒に作りたいな』
思えばシェアハウス初日からグルちゃんと一緒に居るのに、なかなか2人で話す機会は無かったな。グルちゃんやトンちに話したいことは次々出てきて、話が止まらない間も2人は黙って頷いて聞いててくれた。
ト｢俺がいない間どうなってるかと思ってたけど、要らん心配やったみたいやな。予想以上に上手くやってるみたいで安心したわ｣
グ｢あいつら全員、必要以上にAに構うからな｣
『でも毎日すごく楽しいよ』
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さーしすせそ - おもろいなぁ (2022年5月30日 15時) (
レス) @page4 id: f3138c21d0 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - めっちゃ可愛いです好きです(突然の告白) (2018年9月11日 17時) (レス) id: af6c533cf2 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» お誕生日のお祝い、忘れずにすることにします。ご丁寧に再度返信くださりありがとうございました。 (2018年4月28日 0時) (レス) id: 9e37c7c84d (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - いえいえ、大丈夫ですよ。了解です。よかったらこれからは2人の誕生日祝ってあげて下さいね（笑） (2018年4月26日 18時) (レス) id: e71b2e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» こんばんは。誕生日に関しては無知でしたのでとても助かりました。ありがとうございます。しかし、自分の勝手な印象や今後の話の展開を考慮してこのままの設定で続けたいと思います。態々コメントくださったのに申し訳ありません。 (2018年4月25日 23時) (レス) id: 4e2e853806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きくり | 作成日時：2018年4月15日 6時
