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皆の食事のペースが落ち着いてきた頃、私は一度退室して自室に戻った。お弁当袋を渡すのは、今全員が揃ってるこのタイミングが良いだろう。先程お弁当袋を隠した紙袋を手に取る。...そういえば、私やこの荷物をここに運んでくれたのは誰なんだろう。ミシンと同じ場所じゃなく、布団の中に袋を入れたのは何故なんだろう。
『...考えてもわかんないか』
早々に思考は諦め、全員が揃ってるうちにと小走りで階段を降りる。リビングに戻ると"Aー！"とコネちゃんに手招きされたので、コネちゃんと鬱くんの間の空いた席に座る。
コ｢今なー、Aと一緒に飯作ったーて話しててん｣
『そうなんですか？』
コ｢でな！俺がもっと料理出来るようになったら、Aの好きなもん作ったるから、好きなもん教えてや！｣
鬱｢Aちゃん、寿司が好きって言ってたやんな？｣
『あ、そうなんです。私、生が好きで...』
｢｢｢？！？！？！｣｣｣
私がそう口にした途端、その場の何人かがむせ返り騒然となる。そんなに意外だったのか気管に入った様に咳を繰り返す人、勢い余ってコップを倒す人。びっくりして皆のお水を取りに行こうかおろおろしていると、隣に座っていた鬱くんに"大丈夫やで"と止められた。
鬱｢生モン好きなんや、肉とかも？｣
『そうですね、ユッケとかも好きです』
鬱｢魚も肉もいけるんや。やっぱり大きいモンの方が美味いよなあ｣
『まあ、そうですね。大きいものは美味しいですよね』
鬱｢そんなにおっきいナマもん好き？｣
『やっぱり生が一番...』
ト｢止めんかい！！！｣
鬱｢ああん！いたぁい！｣
グ｢大先生、後で粛清するから｣
何処からか飛び出してきたトンちが鬱くんの頭を引っぱたく。コネちゃん、シャオちゃんもやって来て鬱くんを殴る蹴るに"もう絶対大先生の隣にAを座らせへん"とトンちが軽蔑した眼差しで鬱くんを見つめる始末。なんでそんなに皆取り乱してるんだ。
ゾ｢てか、A何持ってるん？｣
『あ、そうだ』
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さーしすせそ - おもろいなぁ (2022年5月30日 15時) (
レス) @page4 id: f3138c21d0 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - めっちゃ可愛いです好きです(突然の告白) (2018年9月11日 17時) (レス) id: af6c533cf2 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» お誕生日のお祝い、忘れずにすることにします。ご丁寧に再度返信くださりありがとうございました。 (2018年4月28日 0時) (レス) id: 9e37c7c84d (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - いえいえ、大丈夫ですよ。了解です。よかったらこれからは2人の誕生日祝ってあげて下さいね（笑） (2018年4月26日 18時) (レス) id: e71b2e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» こんばんは。誕生日に関しては無知でしたのでとても助かりました。ありがとうございます。しかし、自分の勝手な印象や今後の話の展開を考慮してこのままの設定で続けたいと思います。態々コメントくださったのに申し訳ありません。 (2018年4月25日 23時) (レス) id: 4e2e853806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きくり | 作成日時：2018年4月15日 6時
