寝ても覚めても。 (ページ4)

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目覚めの朝３ページ4

yoko,side

安「それだけ。また明日仕事でな！」

横「おう、ほな」

安「ばいばーい」

バイバイって子どもかっ！
いや、可愛ええけども...。

ツーツー...

話中音が聴こえる。

あぁ、もう終わってしまった。
何気無い会話だったけど、
それでも俺にとっては重要で。

もっと話したかった。
もっとあいつに声を聞いていたかった。

もっともっと...
と欲張るのは俺だけで、
きっとあいつは
これで満足しているんだろう。

考えれば後悔する事ばかり。
俺は後悔する事が多いけど、
特にヤスに関する事が一番多い。

そんな事を思いつつ、
俺やヒナのことを心配してくれる、
ホンマにええ奴やなって思う。
ヒナも、きっと
照れ隠しで言ったのだろう。

優しすぎんねん。あいつは。
何に関してもそう。

でも、だからこそ、
こっちも心配になってくる。
そんなあいつやから、
俺は支えてやりたい。守ってやりたい。

ただただそう思う。

今の俺とヤスの関係。
それは家族のように大事で、
親友のように親しい。
そんなメンバー...ってとこだろうか。

でもいつか、そこに恋人って言葉が
入ってるとええなって思う。

いつか伝える。
俺の気持ちを思いっきりぶつけたる。

その時はちゃんと受け取ってや？