218 モブだけだ。 ページ48
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「ヒィィ…ど変態！」
JK「は？………お前…っ！」
プクッて怒ったジョングクくんがこっちに体を向けた瞬間、ガンッ！とローテーブルと膝がぶち当たる音が響いた
JK「イッ……！痛ぁっ！！」
「…………ぷっ」
JK「んイッ…んあああああ！！もうっ！！」
ハア…って息を吐いて、プイッとテレビを向いてしまった。
つまんなくて、寂しくて、一人で呑むしか出来なくて、怒れない優しさと怒りたい気持ちがないまぜで、辛かっただろうな…
「……ごめん…ね？」
袖を引っ張ってみるけど。返事がない。
「ごめん、待て出来なくて。寂しかったよね」
JK「もう起きたから…別にもう…いっすけど」
怒ってたくせに「そもそも。怒ってなんかないっす…別に」不器用にそう言ったら氷だけになったグラスを眺める。
誰よりもカッコいいスーパーダーリンはオンマが言ってた通り、素っ気なくて寂しがり屋でメンタル弱めの…ド変態だ。
ああこれは、…オンマは知らない一面か。
「……拗ねてる？」
JK「拗ねてません。」
色々と考えちゃって、考え過ぎて暗くなって、黙りこむ。そのくせ直感で動くから、きっとこれからも、明日になればまた、偶然みたいに現れて溺愛されてるんだろう。
これも私しか、知らない一面かな。
「ねー、」
JK「なんすか」
「私にも入れてよ、お酒」
JK「もう寝る時間っすよ？」
「一杯のんだらね？一緒にベッド行こう」
ピクリと肩を動かして目の隅でチロと私をみた。「…ベッドに誘うのは俺の役目なのに」って不満そうに言う。
一杯づつ、お酒を飲んだ。
言葉はなかったけど、フフって鼻で笑うジョングクくんと何度も目だけを絡ませた。この先の夜に照れながら、ジリジリむずむず喉を熱くお酒が流れてく。
「もう雪、やんだかな」
JK「どっすかね…」
「星、出てるかな」
JK「雪雲があるなら、星は見えないんじゃない」
「またさ。いつか出るかな？…流星群。」
一生一緒にいなきゃいけない流星群。だっけ？
結局あれは本当だったのか、モブのついた適当な嘘だったのかはわからない。あの日の綺麗な星空を、私達は流星群だなんて思っていない。流星群だと思っているのは…モブだけだ。
JK「まあ。綺麗でしたね。流星群」
あーあ。……言っちゃった。
なぜだか、悲しい気持ちが広がる。
……ジョングクくんのミスは
モブとのサヨナラを意味するからだ。
「ねえ。ジョングクくん。」
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
