216 やってない事 ページ46
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馬鹿になった幸せ脳は睡眠の質を上げるらしい。お風呂上がりのぽかぽかは入眠に最適らしい。それになんでもミルクには安眠効果があるらしい。
とにかく私は、眠気を促す全ての条件を揃えてしまったのだ。
「……むにゃ…」
薄暗い部屋にテレビの光。ほとんど聞こえない音。
誰かが鳴らす氷とグラスのあたる音が、夢の中と外の狭間で心地良く響く。
かけられたブランケットにくるまり、ぼーっと目を開ける。時計の針が今どこを向いているのか検討もつかなかった。
手の甲にかかるトレーナーの袖で目をこするとジョングクくんと同じいい匂いがした。ぶかぶかした袖を顔に持ってくる。
はああ…幸せ。まるでジョングクくんに包まれてるみたいだ……
ジョングクくぅ…ん…………
って…
「っ！？！？」
へっ！？………はっ……やば、
やばあああああ！？
「寝…、寝て……！！！！」
床に倒れた体を物凄い勢いで起こす。
JK「あ。起きちゃいましたか」
「ご、ごめん！！私…寝て…た！？」
JK「え、質問してます？」
「して、ません！寝てました、寝てしまいました！！」
完全に、爆睡していましたぁぁ……
「ごめん…！」
JK「まあ別に。いっすけど。」
やって…しまった……
いや、やって無いやって無い何もやって、無い！！
この何もやってない事こそが今は最大の過失なのでは、なかろうか！！？
JK「Aさん、疲れてましたよね。起こしてベッドに連れて行くか悩んだんだけど」
「起こしてよぉ！…待ての約束…っ」
床にぺったり座ったままもう一度ごめんと眉を下げると、同じく眉を下げて「いっすよ、」って前髪を触る。部屋は暗かったからすぐに時間を確かめる為携帯に手を伸ばした。
画面の文字を目でなぞる…
AM2:00
お知らせ
ー縁結びから新着メッ‥ー
縁結び…
何だか物凄く…嫌な汗がじわりと背中に滲んで、目だけでそっ‥とジョングクくんを見た。
JK「このドラマ、結構面白いな…」
グラスをゆらゆらさせながらテレビを見つめる横顔が画面に照らされて薄青く光っては、消える。
携帯に視線を戻してアプリをタップした。
[ モブ さんから ﾒｯｾｰｼﾞ50件 ]
ごっ、！
「ごじっっ！！？」
驚いてジョングクくんを見ると無表情の顔がこっちを向く。しれーっとした目で私を見たから心拍数がドドドと上がって、さっきの汗がサー‥と引いてく…
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
