211 探り、探り、 ページ41
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部屋に入ったらほんとに凄く散らかってた。開いたキャリーバッグから色々飛び出してて、紙袋が並んでる。机の上には書類が沢山。飲みかけのジュース。部屋干しされた服が至るところに。
JK「こんな感じっす…」
「仕方ないよ、帰ってきたばっかだもん」
JK「急いで洗濯だけしてAさんちに向かったんすよ、」
アウターを脱いでソファーに置いたら、キャリーの中に散らかったものをポンポン放り投げて、足で紙袋を隅に寄せるジョングクくん。私もコートを脱いだら目に入ってきたハンガーにコートをかけた。
雑に片付ける姿を眺めながら、ふと意地悪な疑問が頭を…よぎる。
「…でもなんでホソクさんの店だって思った？」
この質問には、何て答えるんだろう。
ちょっとした、好奇心。
JK「居ないからヒョンの店かな？って。座ってて」
ベッドの横のローテーブルを指差した。なんで？の答えは、当然ながら返ってこない。
「誰にも言ってなかったんだよ。ホソクさんの店に居るって」
ジョングクくんが手を止める。旅に便利そうなメッシュポーチを右手にぶら下げてこっちを見た。
JK「…誰にも。ふーん。ほんとに誰にもっすか？」
…逆に焦る。
ど、どーして私が焦る流れになってるのっ！
「うん。そ、それに私ホソクさんの店に寄り道する事ないし…？」
JK「偶然現れるの、得意なんで」
「そっ…か。」
駄目だ。焦りを紛らわす為、散らかったテーブルを少しだけ整頓した。
JK「なにが腑に落ちないっすか？」
「別に。言ってないよ、何も」
JK「顔に書いてる」
「書いてない。それ、だいたい間違ってるんだよ」
JK「俺。鼻がイイってゆーか匂いに敏感なんすよ」
「へぇ」
JK「犬みたいな感じ？犬は嗅ぐ能力に長けてる。人の1億倍も鼻がいい、嗅ぎまくりっす。あっ中でも足のニオイには敏感。警察犬が犯人のつけた足跡を追跡できるとか、あれと同じ。それに靴下が好きな犬が多い気がしません？靴下。やっぱ俺は犬、犬なんすよだからほら、そうオスはメスのフェロモン物質数十キロ離れてても見つけ出せるって聞きませんか。そう、それっす」
え……
「…どれ？」
全然、ピンとこない。ありえないんだよ、数キロ離れた私を匂いで見つけ出すなんて。
「嘘だねっ」
JK「嘘？嘘じゃない！靴下の匂いは大好きです！！」
「へ！？こわ」
JK「こ…、やっぱ全部嘘っす」
「…勘が…働いたって事？」
JK「っす。そう、それが言いたかった」
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
