208 全身にキマす ページ38
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押し当てられた胸の中で大人げなく泣いた。ジョングクくんは頭をトントンと優しく叩きながら小さく小さく何度も頷く。
JK「自分がー…嫌んなる。弱くて自信なくて…そのくせ欲だけは大きくって…ヤなんすよ…」
私も。小さく頷く
JK「ごめん。って言ったら泣きやんでくれますか？愛してるって言ったら泣きやみます？何て言えばいい、」
「もう泣いてない。もう泣き止んで笑ってる」
顔を覗き込まれて「嘘ばっか。泣いてんじゃん…」って両手で頬を、拭いてくれた。子供になったみたいで胸がくすぐったい。
JK「Aさん…？」
「…ん？」
JK「宇宙一、愛してます…。」
フフ、と笑って
JK「愛し過ぎて逢いた過ぎて、きっとAさんも俺を待ってるっていい妄想ばっかりしながら家に行ったら…留守でした。笑うっすよね？」
ああ…。せっかく拭いてくれてもまた涙がポロポロ零れた。「…笑ってよ」って眉を下げて言われると、余計に涙が出る
「ジョングクくん…」
精一杯、
泣きながらニッと笑顔を作る。
JK「…ん？」
「好きっ」
へっ？…あぁ。って驚きながら口元に手を添えて笑ったら、強く強くガバッと抱き締められて、それがあまりにもぎゅーーって強すぎて、両足が地面から浮いてしまいそうになる。
JK「これ夢かな？起きたらめっちゃ幸せなやつ。でもここまでリアルだったら起きたら逆にへこむかも。」
「夢じゃないぃー。夢にしないで？」
怒った声で言ったけど、…夢でも起きたら会いに来てね、って心の中で呟いた。
JK「俺。Aさんが好きって言ってくれたら、ちょっとずつ…強くなってく気がするっす、」
幸せな白い息に包まれながら、寒い雪の夜に交わす言葉は、熱くて甘い。
JK「俺これから好きの数だけ……成長できんのかな…」
…ジョングクくんを見上げる。
JK「沢山言ってくれますか？」
「…うん、」
JK「じぁあ言って？」
「……好き」
JK「だけ？一回きり」
「…好きぃ」
JK「あー…、耳元で」
「…スキ」
JK「俺は…愛してますって言ったんすけど？」
真顔なのに
ほんの少し口元が上がる
背伸びして、耳元に近づいた。
「………愛してる…」
ジョングクくんは目を瞑りギュ‥と眉間にシワがよる。凄く苦しそうで…ちょっとカッコいい…不思議な顔。
JK「全身に……キマすね…」
「ふふ、全身？」
JK「きます。ぞくぞく凄いっす」
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
