204 たまたまでも ページ34
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barを飛び出しコートに腕を通しながら、ジョングクくんの家の方へ向かって走る。
街灯の光の下を舞う細かい雪が夏の虫みたいで、ちっとも綺麗だとは思えない。
雨みたいに顔に当たるのも不快だし。比較的暖かい地域で育った私には、寒いと言うよりは痛いくらいのソウルの冬。好きじゃない。結婚したら地元に住みたい。会社から遠くたって実家の近くがいい。
アッパが一人になるからそうしたい。
ジョングクくんのオンマも一人になるから、そうしたい。そしたら、孫だって沢山見せられる。
子供は二人か、三人がいい。
ジョングクくんに似た男の子がいいけど
ジョングクくんに似た女の子もいい。
男の子でも女の子でもピアノを習わせたい。そのピアノに合わせてジョングクくんが鼻歌を口ずさむのを聞いていたい。
記念日は毎年プレゼントが欲しい。かっこいいスーツのジョングクくんにプレゼントをもらって、食べた事のないコース料理を食べ慣れた様子で食べて、お会計みてギョとして、二人で笑いたい。
走りながら、思う。
ジョングクくんは、どんな未来がいいかな
女の子の妄想、凄いでしょ。
ジョングクくん、知らないでしょ。私、いつもいつも寝る前にこんな事ばっかり考えてるよ。
叶えてほしいって思いながら考えてる。
ちょっとひく？
ジョングクくんはどう？
寝る前にそんな事考えたりする？
どんな事考えてる……？
その全部、私に叶えてさせて…
マンションの近くまでくると、早歩きのフードをかぶった背中が見えた。
…はぁ、はぁ
「……ジョングクくんっ！！！！」
一瞬止まったのにまた、歩きだす。
「……もっ、待てジョングク！！！」
息荒く、掴んだアウターの腕は思ったより軽くてぶらんとぶら下がった脱け殻みたいで驚く。
背中を見上げた。顔をそらすジョングクくんの斜め後ろから見える耳の先っぽが、赤い。
「私をあの場に置いて行かないでよ…」
JK「置い…て…」
振り返ったフードの中の顔は目がキラキラしてて鼻が少し赤く色付いてる…
JK「Aさんが……お前明日だろって顔してたから。お邪魔かなって、空気読んだんすけど？」
「…にそれ……何！それ！？してないそんな顔！！帰ってくるならちゃんと言ってくれれば」
JK「ヒョン達と会うの…昨日にしたのに。って？」
「そんな事考えてない！！たまたまだってば！」
JK「知ってたらバレなかったのに。って？」
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
