200 逢いたいひと ページ30
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ジャンケンを前に何やら企むジミン
JM「テヒョンア、耳かして」
TH「返してね？片耳無いとかメガネかけらんなくて不便そうだから」
「黙って貸せよ」って笑いながらテヒョンくんにヒソヒソ耳打ちした
「いくよ！！……最初はぐー！」
ジャンケン…！グーだ！さあこいっ！！
「「「 ぽん！！ 」」」
TH「わ。ほんとにグーだした！ジミナ凄」
JM「ハハ、Aのおごり決定〜」
ジミンもテヒョンくんも、パー…
くっそう………！！！
JM「…フハハ、Aが気合い入れて勝負する時は必ずグーだすんだよ、変わってないね」
笑ったジミンがお酒をのむ。
グーの手をキョトンと眺めた。
あの頃は学生だったから。お互いあんまりお金なくてよくおごりジャンケンしたな…って。コンビニで。自販機でカラオケで。だけどジミン、いっつも記念日だけは負けてたなって思い返す。
今になってそれが
わざと負けてくれてたんだと、気付かされた。
笑う横顔を眺める
…傷つけ合った過去を閉じた私達は、互いに何かを失ったのだと、思ってた。“失った物と引き換えに手にする物が必ずある”だとか誰かが歌ってたけど、ジミンと別れて得る物何て全然無いって今日まで思ってた。
…無かったんだもん。
ほんとに負の感情しか。今この瞬間までは。
でも今は、違った。
とても穏やかな気持ち。
ジミンには本当に幸せになってほしいと思う。
私も必ず幸せにならなきゃと…思う。
きっと今、この瞬間に私は出会いと別れの先の失った物と引き換えの“何か”を得たのかもしれない。
それは
物質ではない。
考え方の、変化。心の…成長。
ジミンに恋をして大人になっていったあの頃よりも、もっと私は大人になってく。
二人に永遠なんてなかった。とはもう思わない。
あの頃二人で感じた永遠は、その瞬間にそこに確かにあったんだ。と思える。その過去を傷じゃなくて、プラスの経験値に変えて前向きにお互い生きてこうよ、と思える。
もしかするとこれは、ジョングクくんがくれた成長なのかも知れない。
…わからない。
もっとずっと先の未来ではそれすらわかる自分がいるのかも…しれない。
TH「先生メッセージ見たかな？」
JM「アプリで呼び出すなよ、ちゃんと電話かけて」
TH「電話だと断りづらいでしょ？これも気遣いっ！」
ぼんやりそんな事を思っていたら無性になぜか
ジョングクくんに、逢いたくなった。
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pumpkin(プロフ) - もうまた�，�ら読み返してきたぁ。モブの存在感やっぱすご。てゆーかモブめっちゃタイプ。俺様最高。これから融合されたJKになるのかなぁ。あー好き❤️🫣 (2月10日 0時) (
レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - これは、ド変態ジョングクが顔を出しますか🫣まだとわかっていても続きへのボタン、押してしまう← (2月9日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
miitae(プロフ) - あぁっ！もう！ぎゅッんぎゅんッ‼︎‼︎‼︎モブなジョングクくんに『お前』って呼ばれるだけで泣いちゃう。最高。好き。んぁーーー‼︎‼︎すきぃぃぃ…🫠泣 (2月9日 7時) (レス) @page50 id: 47328460b5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - この小説の続きを見るって押すと…下書き中の画面に…いっちまいますぜ。ねぇさん。 (2月9日 2時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ななナル(プロフ) - 🫣🫣🫣🫣あむあむ💓 (2月9日 2時) (レス) @page50 id: bcc6f5da8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2024年1月10日 1時
